本日5月14日(土)にメインキャスト、プロデューサーによる初日舞台挨拶が行なわれました。シンドバッド役の村中知、サナ役の田辺桃子、プロデューサーの小池賢太郎(白組)、井上孝史(日本アニメーション)が登壇し、ついに初日を迎えた今の気持ち、想いを、場内を埋め尽くしている親子、子供たちに語りました!

■日程:5月14日(土)11:00〜11:30 
■場所:T・ジョイ PRINCE品川 (港区高輪4-10-30 品川プリンスホテルアネックスタワー3F)
■登壇者:村中知(シンドバッド役)、田辺桃子(サナ役)、小池賢太郎(白組/プロデューサー)、
井上孝史(日本アニメーション/プロデューサー)

●村中知(むらなかとも/シンドバッド役)
本作「シンドバッド」は、これまで公開された、1話、2話のダイジェストと新作完結編を追加した、1本の長編アニメーションです。1話、2話、3話と、時間を掛けて作った作品でしたので、こうして本日初日を迎えることでき、ようやく“1つの航海”を終えて、本当に嬉しいです!
 主人公シンドバッドは普通の男の子、魔法を使えたり、特殊な能力はありません。そんな普通の男の子が、船に乗り、出会いや別れ、苦労や失敗などを身をもって体験します。現実の経験を積んだ【強さ】があります。この航海を通して、シンドバッドは男らしくなって、成長し、子供から【少年】になって帰ってきます。ポスターにあるキャッチコピー「世界は、いつだって僕ら次第」というメッセージ通り、“自分達次第で、世界はどうにでもなるよ!”という想いを、皆さんに感じてほしいですね。

●田辺桃子(たなべももこ/サナ役)
(初日を迎えることができて)今は本当に素直に嬉しいです。ずっとサナと向き合ってきて、会えなくなるのも寂しい気持もあります。でも彼女はこれからも旅をすると思います。そして、私も(サナとは)別の世界で旅をして行きます。私が演じたサナというキャラクターは、1話、2話では自分以外は全て敵でしたが、シンドバッドたちとの旅を通して、3話では強くなり、成長します。女性らしさも出てきて、自分の想いをちゃんと相手に伝えることができる、芯のある女の子になります。3話では、そうしたちょっと前に進むように演じました。キャスト、スタッフ、みんなの愛が一杯詰まった作品です。この作品の温かさ、エッセンスを心で感じていただければいいなと思います。

●小池賢太郎(白組/プロデューサー)
 企画がはじまった当初、宮下新平監督、プロデューサーも、“自分達が今、見たい作品は?”“今はない作品を作ろう”という思いがありました。そこで、自分達が子供のころ見ていた「未来少年コナン」「フランダースの犬」のような名作が今はないんじゃないか、この時代だからこそ、そうした名作に挑戦してみよう!という話になりました。
 そして何度でも見られる映画を作ろう!という思いがあります。子供のとき、大人になった時でも、何回見ても飽きない、楽しめる作品です。是非皆さんにそういうふうに、この「シンドバッド」を見てもらえたら、嬉しいです!

●井上孝史(いのうえたかし/日本アニメーション/プロデューサー)
 私も、子供のころ日本アニメーション作品を見て、アニメを見るようになりました。今は、いろんなアニメーションの進化がありますが、昔見たような冒険モノをやりましょうよ!となりました。一番描きたかったのは、人より少し気持ちや思いだけが強い【普通の子供】が困難に向かって立ち向かい、乗り越え何かを掴んでいく。【普通の子】が主人公なのが、実は大事なんです。子供たち、その親にも共感してほしい作品を目指しました。