三ツ矢雄二かぎりなく黒に近いグレーキャラ炸裂で全力応援!

本日4月30日(土)、シネマート新宿にてタイ映画「アタック・ナンバーハーフ・デラックス」が公開され、公開記念イベントに本作の予告編ナレーションを手がけた声優の三ツ矢雄二さん、三ツ矢さんとはアニメ「タッチ」で共演するゴールデンコンビで、声優界のマドンナ・日高のり子さんがトークイベントを行いました。MCはお笑いコンビ・トップリード。

大勢のお客様の歓声を受け、三ツ矢雄二さんは「アタック・ナンバーハーフ!」と勢いよくジャンプしながら登場。本作予告編のナレーションも担当した三ツ矢さんは、全身オレンジ色の衣装について「シャーベットみたいでしょ!」とご満悦。
本作について「過去の2作品もどういうわけか気になって見ていた。今回デラックス版は画面も綺麗になって、物語も緻密、カミングアウトのシーンなど、ゲイ界の事情も面白おかしく、そして深刻にわかる内容となっています。普段から女装している人は見た目でわかるけれど、男性の格好をしている人は親にどう打ち明けるか悩む。そうして面倒臭くなってくるとグレーゾーン!!となるわけですよ」と持ち前のネタで笑いを誘いながら本作をアピールしました。

日高さんも「カミングアウトのシーンは、母親の気持ちもわかるので切ない。全体的に笑えるけど、心掴まれるようなシーンもあって、誰でも楽しめます。スポ根、コメディ、恋愛、家族と映画の見どころは盛りだくさん。」とお話しされました。
三ツ矢さんは最後に「オカマちゃんは欠点じゃねえ!」と3回念押し。オカマちゃん界隈ではバレーボール人気が高く、バレーボールチームもあるとのことですが、以前チームに誘われた三ツ矢さんは「バレーボールはジャンプしてもネットに届かないので、ゲートボール(“ゲイ”と“ボール”)のチームがあったら入りたい」と会場を笑わせました。
「人として女装が好きな人もいる、男の人を好きになる人もいる、ゲイの世界を楽しめる映画でもあるし、ゲイの世界を知らない人にも関心を持ってもらえる作品です」と、まとめました。
劇中で使われたユニフォームでMCを勤めたトップリード。新妻は、麗しのフルメイクのまま埼玉へ帰ると公言、初日トークイベントは大盛況で終了しました。 

「アタック・ナンバーハーフ・デラックス」はシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国絶賛公開中。