映画初主演のファンキー加藤が、熱すぎる魂を持ち、感動で“心のトリハダ”を呼び覚ます謎のシンガー・サブイボマスクを演じ、“町おこし”ならぬ“人おこし”を行うハートフル“自虐”コメディー映画『サブイボマスク』が6月11日(土)より全国公開。
そして昨日開幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第 8 回沖縄国際映画祭」(開催日:4 月 21 日(木)〜24 日(日))に特別出品作品として選出された本作。本日 22 日(金)に舞台挨拶を行いました

【舞台挨拶情報】
日時:4 月 22 日(金) 開演:18:50〜/場所:ミハマ 7 プレックス シアター4(沖縄県中頭群北谷町美浜 8-7)
登壇者:ファンキー加藤、門馬直人監督

昨日のレッドカーペットに T シャツ&ジーパンという劇中の衣装で登場し、本日も自身が演じた春雄という熱血バカの役柄そのままの衣装で登壇したファンキー加藤。「この格好で初のレッドカーペット歩きましたよ。他のみなさんはすごいドレッシーな感じなのに、自分はプライベートよりもさらにシンプルな恰好。ほんとにこれでいいの?とスタッフには 3 回くらい確認しました。」と会場から笑いを誘った。門馬監督は今回の映画祭で「イイネ!イイネ!イイネ!」(2016 年秋公開)と併せて 2 作品の出品となり、「2 作品も選出されて感謝してます。沖縄は想像以上に広かったです。東京で映画祭だとこじんまりしてるから。」と映画祭の印象を語った。

今回が映画初主演となることを聞かれると、「10 年以上応援ソングを歌ってきましたが、映画の主演は初めて。歌を歌う時は一方通行だけど、演技はキャッチボールなので、最初はとまどいました。相手のセリフを覚えなければならないし、表情、しぐさなど受け止めるのが難しかった。最初は緊張しちゃってナチュラルでと言われてもさじ加減がわからなかった。役柄も素のファンキー加藤の1.5倍増しの熱く情熱的な男なので、どんどん撮影中痩せてっちゃって。『加藤君それ以上やせるとつながらなくなっちゃうから。』と監督に注意されました。」と撮影時の苦労を振り返った。また本領発揮となる音楽については「主題歌も劇中歌も書き下ろしました!主題歌の「ブラザー」は春雄と小池徹平くん演じる権助との関係性を表現し、兄弟愛を伝えたかった。」と曲に込めた想いを語った。
撮影現場について聞かれると、「ロケ地ではみんなで炊き出ししてくれたりとか、いろいろやってくれて。シャッター商店街の話なので、営業中にもかかわらず、わざわざシャッターを下げてくださって。本当に温かった。半年ぶりくらいにロケで帰らせてもらって「おかえりなさい」って自然にいってくれて、地域がみんな一緒になってくれた。ほんとに居心地のいい場所になりました。」と感謝の意を述べた。
そして、最後に門馬監督は「何か一つ始めてみようと思える映画」と説明し、ファンキー加藤は「情熱が時には形を変えて巻き込んでいく力になるという願いを込めています。」と情熱的なアピールで舞台挨拶を締めた。

映画『サブイボマスク』は 6 月 11 日(土)より全国ロードショー。