『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で大ブレイクした人気No.1のイケメン俳優トム・ヒドルストン他、世界的人気を誇る英国俳優たちが勢揃いし、SF小説の巨匠、J・G・バラードの原作を完全映画化した『ハイ・ライズ』が8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開となります。

上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建ての高層マンションで巻き起こる、皮肉な現代社会のヒエラルキーの崩壊。パーティー三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちが堕落し、じわじわと崩壊していく様子をミステリアスかつアーティスティックな映像美で描いていく。

そんな本作で、このマンションに住み始める主人公の医師ロバート(トム・ヒドルストン)と大きく関わることになるワイルダーを演じる、『ホビット』シリーズや『ドラキュラZERO』で人気を博すルーク・エヴァンスが、本日4月15日で37歳の誕生日を迎える。それを記念して、早くも15枚の劇中写真が一気にお披露目に!

この新築タワーマンションはラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、ありとあらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。ワイルダーはTVプロデューサーで、他の住人と同様快楽に浸る人物だったが、ロバートに、このマンションにフロアの高低に基づく階級間の摩擦が存在することを教えるキーマンとなる。そして、マンションで起こっている異常事態を暴こうとカメラを手にすることになるのだが——
お披露目となった15枚の劇中写真が捉えるのは、ショートボブに太いもみあげを蓄えたエヴァンス演じるワイルダーが見せる様々な姿。絶えずタバコを手にし、ゴージャスな部屋で横たわる退廃的なパーティーの場面、ヒドルストン演じるロバートとの華麗すぎる2ショット、セクシーなプールシーン、拳をあげて威嚇する場面、カメラを手にマンション内部に潜む姿など、色々な表情を捉える。場面によってワイルダーのみならず、マンションが全く違う表情を見せているところにも注目だ。そして、マンションの階級間闘争の激化によって彼の端麗な姿はみるみる変化していくことになる。

エヴァンスは、スイスのラグジュアリーブランド・バリー(BALLY)が銀座に世界最大旗艦店をオープンしたことを記念して、先日開催されたパーティーのために緊急来日

本作『ハイ・ライズ』の日本公開に寄せて写真撮影に応じ、「日本公開は8月なんだよね!『ハイ・ライズ』はクレイジーですごく面白い作品だよ。僕のお気に入りの作品だから、日本の皆に観てもらえるのを楽しみにしているよ!」と熱いコメントも寄せてくれた。

本作は、ヒドルストンやエヴァンスのほか、アカデミー賞受賞俳優ジェレミー・アイアンズ、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラーなど英国を代表するスターが勢揃いし、退廃的で官能的、ミステリアスで不条理、そしてどうしようもなく美しい上質なドラマを繰り広げる。監督は、『サイトシアーズ 〜殺人者のための英国観光ガイド〜』などを手がけ、イギリス内外で評価を高めているベン・ウィートリー。