73歳のおばあちゃんが心はそのままに、突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる感動の爆笑コメデイ、映画『あやしい彼女』が大ヒット公開中です。主演の多部未華子史上最強にキュートでコミカル、そして破天荒なヒロインが魅了する本作が全国公開を迎え、Yahoo!映画レビューでは5点満点中4.19点(2016.4.14現在)、ぴあ映画初日満足度1位(4月2日ぴあ調べ)、さらにSNSでも爆笑と感動の声が続々とあがり、高評価を得ております。

この度、公開を記念して新宿ピカデリーにて主演、多部未華子、要潤、水田伸生監督登壇による公開記念舞台挨拶を実施致しました。イベントでは公式Twitterに寄せられた「あやカノ」ファンからの質問に多部らが答えたほか、この日4月14日は「オレンジデー」ということで集まった観客に感謝の気持ちを込めて、多部らが飴を客席に投げ込み、直接手渡しするなどサプライズ企画も実施され、大いに盛り上がりをみせました。

会場に集まった観客から盛大な拍手で迎えられた多部は「お忙しい中ありがとうございます」とシンプルな挨拶に水田監督から「それだけ?」というツッコミに開始早々笑いが。続けて要は「こんにちは」と挨拶するもまばらな観客の反応に「ちょっと声が小さいかな?」と畳みかけると会場からは再び笑いが。改めて「こんにちは!」と元気よく挨拶すると観客も応えるように返すと要は「今日はいい生徒さんで」と満足したようなやり取りとなった。一方で水田監督は今日の舞台挨拶について夕べに「来ない?」と前日の連絡であったエピソードを披露し観客の笑いを誘った。

公開から2週間がたった今も各レビューサイト、Twitter等のSNS 上でもたくさんの絶賛コメントが相次ぐ中、身近な方からの感想を問われると、要は同級生から「終わってほしくない映画だね」と言われたことを明かし、作品の評価を裏付ける一方で、多部は「全然聞いていない」と予想を反する?答えに会場が笑いに包まれると、慌てたように友人から「観たよー、っていうLINEはもらったが感想は特に貰っていない」とのコメントに「自分主役の作品でなかなか聞くのはちょっと照れくさいですよね」と要のフォローが。Twitterからの感想で「水田監督の演出が好きなので作品を見たが期待以上に面白かった!」との感想が発表されると、「私の作品が好きという割には、期待が低かったのが気になる」との水田監督のツッコミにこの日一番の笑いがおこった。続けて、話題を集める多部の歌唱シーンについて話が及ぶと多部は「お芝居は自分でテンポが作れるが歌はリズムに乗っからないとできない」と演技と歌の違いを語りながら歌唱シーンでは「感情を意識することを一番大事にした」と女優ならではのコメントで観客をうなずかせていた。イケメン音楽プロデューサーを演じた要には役作りにあたり「誰かイメージしたか?」との質問に本作で楽曲を手掛ける小林武史氏の名前を挙げるも、間髪入れずに「会ったことないけど」とのまさかのコメントに会場からは笑いが。ボイストレーニングで一緒だった多部に「小林氏と似ていたか?」とコメントを求められると「特に・・・」と素直すぎる返答に要が切なそうにする場面も。

さらにTwitterで募集されたキャスト達への質問のコーナーでは、「20歳ではなく、朝起きたら73歳になっていたら?」との質問に対して、要は「とりあえず現場に行って見てもらいたい」と言うと、水田監督も「20歳より73歳になった方が近い、普通に現場いきますよ」と冷静なコメントで会場を笑わせると、多部は「1日だけなら家にいます」としながらも「とりあえず、写メで自撮りして『やばくない?』とLINEしますね」と20代の女性ならではの反応をしていた。

さらに4月14日のこの日は感謝の気持ちを伝える「オレンジデー」とうことで、劇場に集まった方々に向けて、飴のサプライズプレゼントを実施。当初は舞台から投げていた3人であったが、後方席からのリクエストが起こると舞台を降り、直接、観客へ飴を渡すサービスっぷりに会場は大いに盛り上がった。

最後に水田監督は「レビューで4点を超えた映画は7本目で初めてです。気に入っていただけると幸いですし、面白かったと言っていただけると最高です!」と挨拶。続けて要は「皆さんの顔から元気をもらって、また次回頑張ろう、という励みになりました」と語ると、多部は「それぞれの心に留まる作品であれば幸せです。また逢う日まで」というコメントで締めくくると会場は盛大な拍手が鳴り響き、終始笑い声が絶えない楽しい舞台挨拶となった。