映画『殿、利息でござる!』は“平成の司馬遼太郎”の呼び声高い磯田道史氏の近著『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、今最も注目を集める中村義洋監督が完全映画化。今から250年前の江戸時代、実在した人々の奇跡と感動の歴史秘話を、豪華キャストでユーモアたっぷりに描いた、痛快歴史エンターテインメント超大作です。

この度、250年の時を超え、穀田屋十三郎(阿部サダヲ)がプロ野球、楽天イーグルスVS千葉ロッテ戦の始球式に登場!着物を身にまとい、大きく振りかぶって投げられたボールは、まっすぐキャッチャーミットへ!場内は大歓声で始球式を賑わせました!

『殿、利息でござる!』楽天イーグルス始球式 概要
日時:4月13日(水) 17:45-18:05
場所:楽天koboスタジアム宮城
登壇者:阿部サダヲ

まずは場内の観客のみなさんに向かって穀田屋十三郎(阿部サダヲ)が挨拶しました。

阿部さん「楽天koboスタジアム宮城にお越しの皆さま、こんにちは!穀田屋十三郎です。私は約250年前の江戸時代、仙台藩・吉岡宿、今でいう大和町に実在した人物です。まずは5月7日にここ宮城で先行公開致します。そして、14日に全国公開です。殿様にお金を貸して、その利息で町を救った格好良い男達、9人の男達、9人の男が頑張る…野球でございます!ぼくは野球が大好きでございます!ありがとうございます。ハラハラドキドキしながら、最後には感動する、そんな映画ができあがりました。是非皆さんご覧ください!後ほど、始球式をやらせて頂きます!」

続いてマウンドに登場。着物ながら、大きく足をあげて投げたボールは、見事、ノーバウンドで外角低めに決まりました。投球がキャッチャーミットに収まると、スタジアムは大歓声に包まれました。投球後は、楽天・キャッチャー嶋選手と熱く握手を交わしました。

続く囲み取材では、始球式を無事に終えたホッとしたような穀田屋十三郎(阿部サダヲ)が登場。感想を聞かれると、「なんか真っ白な感じでしたね、緊張して。でも嶋さんがとても優しかったです。ナイスピッチング!と言って頂きました!」と笑顔で答えました。

自己評価についての質問が挙がると「着物ですし上手く投げられないかな、と思っていたのですが、意外とちゃんと投げられました。練習の時より足が上がったのでびっくりしました!ってなんかヒーローインタビューみたいですごく緊張しますね(笑)」と心境を語りました。

練習も上手くいきましたか?と問われると「練習でコーチして頂いた方から、芸能人の方は本番になると必ずストライクが入るとプレッシャーをかけられまして、怖くなりました(笑)」と苦笑いする一面も。

野球経験の有無を聞かれると「高校までやっていましたが、今回は着物にちょんまげですから関係ないです(笑)」と答え、最後に「この映画はとても感動して楽しめる話ですので、野球ファンの方をはじめ、宮城の方、そして全国の皆さんにも、たくさんの方々にご覧頂きたいです!」と取材を終えました。