ジョニー・デップ、ジョエル・エドガートン、ベネディクト・カンバーバッチ、ダコタ・ジョンソン、ケビン・ベーコンらの豪華実力派スター俳優たちが集結し、ギャング+FBI+政治家が密約を結んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件=スキャンダルを描くクライム・サスペンス『ブラック・スキャンダル』が、1 月30 日(土)より日本公開となります。
あらゆる凶悪犯罪に手を染めボストン裏社会に君臨した伝説のギャングスター、ジェームズ・ホワイティ・バルジャー。ウサマ・ビン・ラディンに次ぐFBI最重要指名手配犯に認定され、賞金2億4000万円にまで膨れ上がった犯罪王の半生を熱演したジョニー・デップは、「キャリア史上最高の演技!(バラエティ誌)」と絶賛。衝撃的実話の真相を暴く本作は、ベネチア、トロントなどの国際映画祭で大反響を巻き起こし、本年度1月6日(現地時間)に発表された2016年ピープルズ・チョイス賞、ドラマ映画男優賞にJ・デップと、同女優賞にダコタ・ファニングが輝くなど、数多くの賞を受賞&ノミネートを果たす話題作です。

この度、1月18日(月)に本作の公開を記念し、芥川賞作家の羽田圭介さんと政治オタクの春香クリスティーンさんをゲストに迎え、公開記念試写会イベントを実施いたしました。

■イベント概要■
・日 時:1月18日(月) ・場 所:スペースFS汐留
・登壇者:羽田圭介(芥川賞作家) 、春香クリスティーン(タレント)、ハイメ(ジョニー・デップのものまねタレント)

革ジャンに、サングラスという本作の主人公、バルジャーにそっくりの服装で現れた羽田さん。登場してから無言で腕組みをする羽田さんに春香さんは困惑!しばらくすると「きちんと役作りしなきゃと思って、楽屋から沈黙を守ってきました…」とコメントし、羽田さんの独特なテンポでトークショーはスタート。
「映画を観た直後にメモしたんです。『ディパー・テッド』みたいな映画かなと思っていましたが違いました。人間関係の絡まり方が、“個人”が“個人”に対する感情が繋がって出来ていて。こういう話ありそうでなかったなって思いました」とコメント。続けて「キャスティングが最高ですよね」と大絶賛。情報番組でコメンテーターを務める、政治オタクの春香さんは「こんな事件が本当にあったなんて信じられないなって思いました。起きたら絶対ダメな事件ですが、こういうのちょっとワクワクします」と答えました。

本作のタイトルにちなみ、気になる最近のニュースを尋ねられると「そんなになんでみんな他人のことに興味が持てるんだろ…」とぼやくものの、春香さんが自身の“初スキャンダル”を語ると「え!何か月ぐらい付き合ってたの?」と興味深々。恋人が現在いない羽田さんは春香さんを勧められると「そうですね…いいですね」と小声で一言。羽田さんの好みの女性のタイプと真逆なことをいう春香さんに「そんなバリアを張らなくても…」と苦笑いする一幕も。

そして、本日のイベントにはスペシャルゲストが!『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲が流れ、現れたのはジョニー・デップにそっくりのものまねタレントのハイメさん。すると羽田さんが「せっかくポーズとかしたのに…似てるからしょうがないけど…ちょっと僕にも考えがあります」と対抗心を露わにし、一旦退場するとバルジャーのヘアスタイルで再登場!芥川賞作家のハゲ頭姿に会場からは笑いが巻き起こりました。

最後に「このジョニー・デップは忘れられません!今までの彼を超える迫真の演技。本当に怖いんですけれど、彼のこと好きになってしまいます」と春香さんがメッセージを残し、羽田さんが「実際に起こった事を映像化する時って、ドラマ性が足されすぎて興醒めしてしまうこともありますが、この映画にはそういったことはなく、共感に頼らず、画でかっこよく見せています。楽しんで観てください」と魅力を語りイベントは終了。スキャンダルに興味ない羽田さんもつい夢中に!

映画『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)から全国ロードショーとなります。