1986年のテレビドラマ放映開始から30年。2005年の劇場版最新作から11年。テレビドラマ累計話数77話、最高視聴率26%、そして、劇場映画総観客動員600万人超、総興行収入82億円突破——。 長年、愛され続け、そして数々の伝説を残してきた「あぶデカ」シリーズが、いよいよ今年、その復活とともに、最後を迎えます。
 そして、来る1月30日の公開を記念して、1月21日(木)にナニワの街の象徴、道頓堀にて、公開直前プレミアイベントを実施致しました。当日、会場には4000名を超えるファンが駆けつける等、「あぶデカ」シリーズ最終作にふさわしい、非常に大規模なイベントとなりました。 

<『さらば あぶない刑事』公開直前プレミアイベントin大阪>
日程 1月21日(木)13時40分〜 場所 道頓堀 とんぼりリバーウォーク 登壇者 舘ひろし 柴田恭兵 (敬称略)

1月21日(木)、大阪は、ミナミ・道頓堀にて「さらば あぶない刑事」公開直前プレミアイベントが行われました。
大阪有数の観光スポット、道頓堀川を渡る戎橋の近くにある、とんぼりリバーウォーク周辺には、総勢約4000人のファンが、詰めかけ、“あぶない刑事”さながらにサングラスをかけてタカとユージの登場を待ちわびていました。 
川沿いにサングラスをかけた人が大勢いる異様な光景の中で、“あぶ刑事”仕様に装飾された全長18mのスタイリッシュな船に乗り、10年ぶりに来阪した舘ひろしさんと柴田恭兵さんが登場すると、割れんばかりの歓声が沸きあがりました。
更に、その歓声を聞きつけた通行人もまさかの、タカとユージの登場に唖然として戎橋も大勢の人で溢れ、ミナミの街はパニック状態!
川沿いのお客様からは、「タカ!ユージ!お疲れ様!」とシリーズ最終作の本作で定年を迎えた二人を労う声や、反対に「タカ!ユージ!やめないで!」と、あぶ刑事の終わりを惜しむ声などが飛び交っていました。
そんな大熱狂の道頓堀を見た舘さんと柴田さんは登場するや否や、舘「こんにちは!大阪イェーイ!」柴田「ダンディー鷹山イェーイ!」
舘「セクシー大下イェーイ!」柴田「あぶ刑事ベイビー!イェーイ!」柴田「10年ぶりだぜイェーイ!」とあつく叫びながらスタート!
まず、ご挨拶を求められると、舘さんは「10年ぶりのあぶない刑事が帰ってきました。そして、最後のあぶない刑事になります。
良い作品に仕上がってますので是非、楽しみにしていて下さい!」とコメント、柴田さんは「本当に感謝の気持ちでいっぱいで、一人一人抱きしめたいです。感謝の気持ちを表す為に、(道頓堀に)飛び込もうと言ったら、舘さんが歳だからやめとけって(笑)。」と
お客さんの笑いを誘った。

また、サングラスをかけて集まってくれたお客様を見て舘さんは「本当に異様ですね。」と圧倒されていた。
テレビシリーズから30年間、タカとユージを演じ、劇場版第7弾にして最終作の本作を迎えた気持ちを問われると、舘さんは、「30年やってきて、もっとやりたい事もあったけど、本当にやり切った感じがしています!」とスッキリとした表情、柴田さんは、「素晴らしい映画が出来ました。是非、観て下さい」と30年続いたあぶ刑事の最終作でやり切った想いを語った。
また、定年の設定とは言え、舘さんのバイクアクションから柴田さんの全力疾走等のアクションにとても見応えのある本作、難しい所、気合を入れた所はと問われると、舘さんが「あんまり無いです。普通です。10年ぶりに(バイク)乗ったんですけど、5,6回で(感覚が)戻ってきました」と言ったのに対し、柴田さんは「実は(舘さんのバイク)補助輪が付いてるんですよ。CGで消してるんです(笑)」と、一方、舘さんは柴田さんの全力疾走に対し、「今日は恭サマが道頓堀の水の上を走ります!(笑)」と言うと、柴田さんが走るフリを見せた。まるで映画の中の様な掛け合いをに、“あぶ刑事”ファンは一大興奮していた。

笑いに厳しい、コテコテの街・なにわ道頓堀でも、タカとユージのスタイリッシュでウィットなトークが炸裂し、お客さんを“あぶ刑事”ワールドに引き込みました。
最後に、メッセージを求められ、舘さんが「メッセージはありません。(笑)とにかく観て下さい!」と柴田さんは「1度観るよりも、2度観た方が面白い。」と締めくくり、声援止まぬ中、なにわの街ならではのイベントは終了しました。