「最強の脇役」と言われ、日々日本全国津々浦々の現場をめぐる俳優 亀岡拓次を、今「日本一チケットが取れない」といわれる人気演劇ユニットTEAM NACSのメンバー安田顕が演じます。また、亀岡がロケ先で恋をする居酒屋の女将に麻生久美子、彼が出会う個性的な人々に山?努、三田佳子、新井浩文、染谷将太…と大御所から人気実力派俳優まで豪華なキャストが集結!

1月30日(土)の公開に先駆け、本作の完成披露試写会を実施いたしました。
安田顕、麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督が登壇し、今年の野望・抱負を書き初めで披露しました。

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映画『俳優 亀岡拓次』 完成披露試写会イベントレポート

【日時】 1月19日(火) 
【場所】 テアトル新宿 (新宿区新宿3−14−20 新宿テアトルビル)
【登壇者】 安田顕、麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督

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MC:映画『俳優 亀岡拓次』完成披露試写会にお越しいただきまして、誠に有難うございます。

奇跡をよぶ脇役俳優 亀岡拓次を演じるのは、人気演劇ユニットTEAM NACSのメンバーであり、
国民的ドラマ「下町ロケット」で技術開発部の山崎部長を熱演し、日本中のサラリーマンの
心を熱くした安田顕。また、亀岡が恋する居酒屋のマドンナに麻生久美子、彼が出会う個性的な人々に
山?努、三田佳子、新井浩文、染谷将太・・・と大御所から人気実力派俳優まで豪華なキャストが集結しました。
本日は監督・出演者の方々を招いた楽しいトークなどで盛り上がるスペシャルなイベントとなっています。

それでは、登壇者の方をお呼びいたしましょう。最強の脇役俳優 亀岡拓次役を演じられました
安田顕さん、亀岡が恋する、居酒屋の若女将・安曇役を演じられました麻生久美子さん、亀岡が
初舞台に挑む劇団の大女優・松村夏子役を演じられました三田佳子さん、そして横浜聡子監督です。
早速ですが、皆様から一言ずつご挨拶いただきたいと思います。安田顕さんお願いします。

安田顕:平日の昼間からこんなにたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。
華やかな場所で、華やかな女優さんに囲まれてご挨拶ができることを光栄に思っています。

MC:ありがとうございます。麻生久美子さんお願いいたします。

麻生久美子:こんにちは、居酒屋ムロタのおかみを演じている麻生久美子です。
本日はお越しいただきありがとうございます。私は横浜聡子監督の大ファンでご一緒させていただくのは
三度目になりますが、監督ならではの味が出ている素晴らしい作品になっていると思います。

MC:ありがとうございます。つづいて、三田佳子さんお願いいたします。

三田佳子:皆さん初めまして、三田佳子です。去年映画デビューしてから55年でしたが、今でも初めての若い、
いや年齢は結構いってるんだけど(笑)監督からオファーをいただけてとてもうれしいです。
横浜監督は人間としての魅力にあふれていて、今まで見たことの無かった自分を、
演じたことの無いような役柄で体験させせてもらえて良かったです。

MC:ありがとうございます。それでは横浜聡子監督お願いします。

横浜聡子監督:はじめまして、年はそれほど若くない横浜聡子です(笑)。
魅力的な皆さんとご一緒できたこと、そして私の書いたシナリオを凄い皆さんがしゃべっていると思うだけで、
ワクワクしていました。この舞台挨拶も貴重な経験なので嬉しく思っています。

MC:ありがとうございます。顔は知っているけど名前はわからない、映画やドラマになくてはならない存在。
脇役俳優の役どころでしたが、今回安田さんが演じられて一番い印象にのこった役は何ですか?

安田:そうですね、ホームレスの役やらせていただいたのですが、撃たれて倒れているだけなんです。
それなので、監督から「楽にしていてください」と言われ道に寝ていたら、本物と間違えられていたらしく、
役作りはばっちりだったなと思っています。

MC:亀岡は、37歳、独身の脇役俳優。さびれた居酒屋で独り呑みが、小さな幸せを感じるときですが、
安田さん自身小さな幸せを感じるときはどのような時ですか?

安田:劇中の亀岡じゃないですが、晩酌をする最初の一杯でしょうか。飲むと途端に呼吸が楽になる。
幸せを感じております(笑)。

MC:ありがとうございます。それでは麻生さんにお伺いしたいと思います。
安田さんとの初共演、いかがでしたか?

麻生:私の撮影は3日間だけでほとんどのシーン安田さんとご一緒だったのですがその時は
寡黙な方だなと思っていました。舞台にあがるとこんなにもしゃべるのかとびっくりしています…。

安田:いや、しゃべっていたんですけどね…。

麻生:テンションが低くぼそぼそって言う感じでした。

安田:情緒不安定なんです(笑)。でも麻生さんも笑う時すごい高い声なんですけど、
気を抜くと凄い低い声で笑うこともあります。

MC:ありがとうございます。続いて三田佳子さんにお伺いします。演じられた役柄はいかがでしたか?

三田:とんでもない役で、正直できるかなと思いました。踊りのシーンは当日、踊ってと言われたんです。
あそこは嫌だったのですが、意外にそのシーンをマネージャーさんが「良いね」って言ってくれるので合格点でしょうか。

MC:安田さんは三田さんと、ご一緒してみていかがでしたか?

安田:迫力が凄くて、二人で向かい合って演技をしていると瞳に引き込まれるんです。
少女のような淑女のような。公開決定の際に三田さんから「よくぞもんでくれたわね」という
コメントを頂戴して、戦々恐々としていました。

三田:若いエキスをもらおうと思っていた役ですが、さすがに「乳首が台無しよ!」というセリフには
事務所もカットしてもらったらと言っていましたが、この役ならこのセリフが無くちゃ意味がないと思ってそのままです。

安田:これだけ命を懸けて胸をもんだことは無いですよ(笑)。

MC:ありがとうございました。本日は、新年に入って初めてみなさまの前に立つということで、
ゲストの皆様方から2016年の抱負、もしくは野望を書初めでご披露いただきます。

<各人書初め披露>

安田 「ほどほどに 浴びるほど」

麻生 「肉体改造」

三田 「止めて!!」

横浜監督 「木をみて森もみる」

MC:それぞれ理由をお聞かせいただければと思います。

安田:父親がちょうど今の僕の年に病気をしたんです。酒も好きでその時に「ほどほどに浴びるほど」と
言っていたので、どういう意味なのかいまだにわからないですが挙げてみました。

麻生:単純に目標です(笑)。ほどほどに筋肉を付けたいと思っています。

三田:少し休みが欲しいんです!舞台や映画など私に向かって飛び込んでくるんです。
ありえないと思っていてもやりたいと思っちゃうんです。

横浜監督:映画の撮影現場もそうですが、細かいところにこだわるだけでなく、
大きいところもちゃんと伝えていかなきゃなということからです。

MC:ありがとうございます。

                              
  以上