実話を基にした、猫好きの、猫好きによる、猫好きのための大人気コミック「猫なんかよんでもこない。」(実業之日本社刊・杉作著)が、1月30日(土)に実写映画化し全国公開となります。ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオ(風間俊介さん)と、拾われてきた子猫“チン”と“クロ”。猫嫌いのミツオと<超やんちゃ>と<超気まま>な猫2匹のかけがえない猫デイズを描いた、感動のニャンダフル・ストーリーです!

この度、公開に先駆けまして、主演の風間俊介さんをはじめ、職場の同僚ウメさん役の松岡茉優さん、山本透監督、原作者の杉作さんが登壇し、本作のプレミア試写会舞台挨拶を実施いたしました。

『猫なんかよんでもこない。』 プレミア試写会 舞台挨拶イベントレポート

実施日:1月14日(木) 
会場:TOHOシネマズ新宿 スクリーン4 (新宿区歌舞伎町1- 19-1新宿東宝ビル3階) 
登壇ゲスト:風間俊介さん、松岡茉優さん、山本透監督、杉作さん(原作者)

1月30日(土)の全国公開に先駆けに開催された本プレミアイベントに登壇したのは、主人公ミツオを演じた風間俊介さん、ウメさん役の松岡茉優さん、山本透監督、原作者の杉作先生の4名。いち早く本作を鑑賞しようと集まった猫よんファンに「今日はうちの子たちの映画を観に来てくださってありがとうございます!」と主人公ミツオばりの親バカなコメントで感謝を述べながら、「客席にいても楽しいと思える映画。素晴らしい作品のエンドロールの一番上にいる事が出来るのは誇らしい事です。」と完成した作品への想いを語った風間さんは、四六時中一緒に過ごした猫たちとの撮影について、「本当に振り回されたんですが、この映画はそういう猫との日常を描いた作品。だから、この撮影でよかったんだと思います。」と、縦横無尽に動き回る“共演者”との撮影を楽しんでいた事を告白。また、「俺らのいう事は聞かないのに茉優ちゃんのいう事は聞くんだよね〜」と話す風間さんに対し、松岡さんは「いい子でしたよ!みんな大変大変って、何言ってるんだろう!って思っていました。」とどこか自慢げ。「本当に可愛い映画。私は犬派だけど、犬派もリフレッシュ出来る作品ですよ!」と、犬派目線でも本作を絶賛しました。
そんな実力派俳優、そして実力派猫の共演を振り返った山本監督は、「子猫たちは本当にいう事を聞かなかったので、これはやばいかもと途方にくれました…」と苦労エピソードを披露。しかし、「お互いにだんだん慣れていって、ちゃんと自然な表情も見せてくれるようになりました。」と猫との絆もしっかりと生まれた事を明かし、そんな苦労の中ついに完成した実写『猫よん。』について、原作者の杉作先生は「ミツオは自分よりもかっこいい。風間くんにパンチを打ってもらったんだけどすごくいいパンチでした。」と満足げな様子を見せていました。

今回が3度目の共演となる風間さんと松岡さん。「これまで風間さんと共演した時には、鎌を振り回されたり、仇討ちされたりと、狂気のある風間さんでした。でも今回、猫たちと接する姿を見て、風間さんも普通の人だったんだ!って気づきました!」と風間さんの印象を語った松岡さんに対し「誤解が解けたようでよかった(笑)」と笑顔をみせるなど、終始仲良しの2人。さらに本作のタイトルが『猫なんかよんでもこない。』である事から、遊びや飲み会に「よんでもこない。」友人を問われると、風間さんは「自分自身が呼ばれても行かないので、まわりから『風間なんかよんでもこない』って思われてそう」、松岡さんは「南海キャンディーズの山ちゃん(山里さん)に7年位前からご飯に行こうって言っているんですが、1度も連れて行ってもらっていません。」(松岡さん)と話し、意外な一面と交友関係を明らかにしました。

続いて、猫がかわいい猫映画である本作の公開を記念し、今話題!?の“猫診断”を行うことに。診断の中で風間さんが「実は甘え上手だと言われる」と回答したり、松岡さんが「ずっと漫画やゲームをしているのでインドア派」であることを明らかにしたりと、意外な一面を覗かせた2人の猫診断。その結果、風間さんは「喜んだと思ったらぷいっとどこかへ行ってしまう女の子気分の強い三毛猫タイプ」。「気持ちに正直な行動は他人から見たらミステリアスに見えているかも」という説明に対し風間さんは「役のイメージがあるのか、ちょっとミステリアスな人に思われがちな部分があるので、そんな事ないよ、人畜無害な人ですよって自分で努力して伝えていますね。」と答え、診断結果に覚えがある様子。松岡さんは「モノトーンが大好きでいつもシックにキメているあなたは黒白タイプ」で「逆境にも負けない生命力溢れるタイプ。でも実は遊び好きで、なんでも笑い飛ばす大胆さは友達からの信頼度も高そう」という結果となりましたが、風間さんはその診断に納得の様子で「茉優ちゃんは太陽みたいな人。茉優ちゃんがいると、まわりが朗らかに進んで行く感じがあって、笑っている間にみんなが信頼していく所が合ってると思います。」と説明すると松岡さんは「へっへっへ…」と照れながら、喜びをあらわにしていました。

イベントの終わりが近づき、「動物でも人間でも、生き物と一緒に過ごす事の大切さを教えてくれる作品。全ての人に絶対楽しんでいただける映画になっていますので、ぜひ周りの方にも勧めていただければ!」(風間さん)、「生き物を飼うというのは楽しいだけじゃない。ペットと一緒に生きていく事を丁寧に描いたつもりです。」(山本監督)と2人からそれぞれメッセージが贈られると、続けて猫耳や猫ひげなどの猫アイテムを身に着けてのフォトセッション!撮影中、風間さんと松岡さんがチンとクロのようにじゃれ合う様子に会場から暖かい笑いが漏れる中、最初から最後まで猫づくしのプレミアが幕を閉じました。