独創的な世界観と圧倒的な画力で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸氏のロングセラーコミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』が、2月13日全国公開いたします。

この度、映画公開に先駆けて、成人の日である<1月11日(月・祝)>に、大人になれなかった少年たちを演じた9人のマスコミ向けのミニ会見を実施。野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、池田純矢、松田 凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音ら、旬の若手俳優が集結いたしました!
記者会見では、キャスト一同「楽しかった」と語った現場でのエピソードを振り返る中、ジャイボを演じた間宮が「俳優を始めて最初のラブシーンが古川君でよかった」と語る場面も。相手となったゼラ役の古川と互いに照れ笑いを浮かべる中、他メンバーからは「エロい!」といじられていました。トーク後は、新年の抱負をそれぞれ書き初めで発表。さらには、メンバーを代表して、野村・古川・間宮らから新成人へ向けたエールが送られました。

▼記者会見でのQ&A一部
Q.タミヤを演じるにあたり、気を配ったことはありますか?
野村:原作はすごく参考にしました。タミヤが一番光クラブの中で普通だと感じたので、僕自身は普通であることを意識しました。僕だけの力ではもちろん無くて、むしろ、他のメンバーが個性的なキャラクターを熱演してくれたので、みんなのおかげでタミヤが完成できたような気がします。

Q.絶対悪のゼラという、今まで演じたことがない役ですが、配役が決まった直後の気持ちと、演じ終えた気持ちは?
古川:これまでは学生役など、少女漫画の作品が多くて、いつか悪役を演じてみたい気持ちは前々からあったので、オーディションに受かったときは本当に嬉しかったです。現場に入ってからも、不安もありましたが、楽しく参加させていただき、毎日ゼラについて考えていました。

Q.謎の美少年ジャイボは、口癖が「きゃはっ♪」などかなり二次元のキャラクターですが、演じる際に苦労した点は?
間宮:ジャイボが一番人気だといわれる機会が多かったのですが、それに対して不安はあまり感じないようにし、原作のもつ生々しさが映画でも表現できるよう努めました。ビジュアルイメージはスタッフさんを信用して、あとは、心の中でいかにゼラを心から愛せるかを課題にしていました。俳優を始めて最初のラブシーンが古川君でよかったです(笑)。古川くんとはあまり近くにいないほうがいいのかなと思って、本番での密会を楽しみに、あまり休憩時間も会話をしないようにしてました。

Q.ニコを演じるにあたり、特殊メイクを毎日2時間かけて撮影に入られたそうですが、現場で苦労したところは?
池田:撮影中、特殊メイクで片目をずっと閉じているので、撮影の合間のお昼御飯が全然うまく食べられませんでした。距離感がつかめずだったので…。アクションシーンもあったので距離感は本当に気を付けていました。

Q.光クラブのメンバーの中で、最も女子力が高い雷蔵を演じるにあたり、現場で心がけたことは?
松田:キャストやスタッフの皆に可愛いってずっと言ってもらえていたのが、撮影前の不安を取り除いてもらえましたね。撮影前後も、常に女子力を高めることを考えて体を磨いていました。

Q.戸塚さんはかなり現場を和ませていたそうですが、現場でのエピソードを教えてください!
戸塚:中学生を演じるにあたり、体重を20kg落としましたね(笑)。すみません、冗談です。メンバーみんな年齢が近くて刺激にもなりましたし、撮影が楽しかったです。ただ、岡山くんが面白い事をやるのは、悔しかったので、僕は一切笑いませんでした。

Q.ダフ役の柾木さんは、撮影中10代だったそうですが、現場で勉強になったことはありますか?
柾木:沢山勉強させてもらったのですが、緊張で浮かびません(笑)でも、本当に勉強になることが沢山あり、楽しい現場でした。

Q.カネダ役の藤原さんはムードメーカーだったとのことですが、現場の雰囲気はどんな感じでした?
藤原:ゼラ(古川)が科した光クラブの10か条を、メンバー全員で読み上げるシーンを撮影した時に、体中に電撃が走ったんです。これほど興奮できた現場はほとんど無いなって思うくらい。ゼラを演じた古川くんやほかのメンバー、衣装やセットが、ぴったり自分のイメージ通りでした。

Q.ヤコブ役の岡山さんの演技の細かさに、皆さんから大絶賛されていましたが、自身が現場で印象的だったことはありますか?
岡山:夜から朝にかけての撮影が多かったんです。その後みんなで何度も飲みに行ったりして、真面目な話を聞いてもらったり、聞いたりしたのが印象的でした。

▼書初め「今年の抱負」一覧
岡山「無駄使い」…去年は色々と無駄使いしてしまったので、今年は気を付けたいです。
藤原「漢気」…間宮くんに女々しいといわれたので、今年こそは漢気を出していきたいです!
柾木「中央線」…意味はありません。ちょっとウケを狙って、滑りました。荒れた一年になりそうですね。
戸塚「普通」…何かにつけ色をつけてしまうところがあるので、もっとナチュラルに、普通が個性になるような俳優になりたい。
松田「余裕」…芝居でも生きるうえでも余裕のある大人、男は素敵だと思うので!
池田「ギャロップ」…去年、乗馬のライセンスを取ったので、時代劇のお仕事があればぜひ活用したいです!
間宮「初日の出」…小学生の時に書いたのを思い出して久しぶりに書きたいなと。映画のヒットも記念して、これにしました。
古川「ステップアップ」…一歩ずつでも、努力して成長していきたいという思いを込めて。
野村「元気」…どの現場でも明るく元気に、疲れや不満を見せずに頑張っていきたいです。

▼成人の日にちなみ、新成人たちへエール!
間宮:僕の同年代は今年新社会人。改めて社会人としてちゃんとしよう、と自分も思っているんですけれど、同世代を大切にしてほしいって思います。今日成人式で会った人たちが、同じ時代を生きる人だと思ってもらえたら。
古川:一般的に大人になる年齢と言われますが、大人としての責任を感じ、目標をもって20代を楽しんでいただきたいです。
野村:カッコいい生き方をして、カッコいい顔つきになってほしいです。自分の生き方を見つめるいい機会だと思うので。

▼これから映画をみる方へ
間宮:この映画は、日本映画の中でも特異な存在になるかなと。そういう作品をこのメンバーと内藤監督と一緒に作りあげることができてよかったです。ぜひ同世代の方々にも観てもらいたい。やっぱりこういうビジュアルの作品なので、食わず嫌いならぬ、“観ず嫌い”の方もいるとは思いますが、ぜひ劇場でご覧いただいた方は口コミで説得してくれたら嬉しいです!
古川:この映画でしか味わえない「ライチ☆光クラブ」の世界観をぜひ劇場で体感してほしいです。
野村:こんなに若い俳優たちばかりが出ている映画はそんなにないと思います。あまりなかった映画かなと感じていますので、是非、劇場に足を運んでいただき、次の世代を見るような感じで映画を見ていただけたら嬉しいです。

と締めくくり、会見を終了となりました。