この度、映画『CONFLICT(コンフリクト)〜最大の抗争〜』の撮影現場が公開され、主演の小沢仁志と、その小沢と対峙する最強の悪役を演じる哀川翔が囲み取材に登壇した。

本作は、これまで約5000タイトルもの様々なジャンルの映像作品を世に送り出してきた映画製作会社、オールイン エンタテインメント20周年記念作品として製作され、今までVシネマ界を牽引してきたレジェンドたちが集結している。主演には、今まで数々の任侠映画で主役を務め、近年では自ら監督も行う小沢仁志を迎え、対峙する悪役には昨年芸能生活30周年を迎え、今や不動の地位を確立している哀川翔が務める。監督・脚本は、オールイン エンタテインメントで数多くのVシネマを撮ってきた経歴を持つ藤原健一がメガホンをとった。
まず始めに、哀川は「楽しい抗争劇ができればいいなと思って参加した」と意気込みを述べると、小沢が「皆、看板を持っている人間達が集まってお祭り騒ぎしてるんで、もう二度と見れないんじゃないかな」と本作への特別な思いを語った。また、哀川が「多分、30周年やろうと思ったら何人か死んでると思う(笑)」と自虐的な笑いを誘いながらも、「我々はVシネを長くやってきているから、歴史としてはいい企画なんじゃないかと思う」と続け、本作への愛情を見せた。

2人の共演に関して聞くと、哀川が「お互いの良い所悪い所分かっているので、特に殺陣のシーンなんかは呼吸があわないと怪我するんですよ。その辺よく分かってくれているので、相手としてはすごいやり易い」と長年一緒にやってきた小沢への信頼を語ると、小沢も「(哀川が)NG出す時はすぐに分かる」と、こちらも長年やってきたからこその絆を見せた。

25日にクリスマス婚約発表をした、本作の出演者でもあるお笑い芸人ココリコの遠藤から、哀川に何か報告はあったのかと尋られると、哀川は「あるわけない!もう結婚したの?」と驚きを見せていた。すると小沢が「一回失敗したのに何でまた懲りずにするんだろう」と本音を哀川へ漏らすと、「そんなこと俺に聞かないでよ。でもよかったね」とお祝いの言葉を述べた

最後に、小沢は「2016年初夏、この映画を見ないと釈迦になるよ」とショカとシャカをかけたまさかのダジャレを交え作品をPRしたところ、「ちょっと待ってくれよ(苦笑)」とツッコミを入れる哀川とのやりとりを見た報道陣からは笑いが起きた。締めに哀川が「本作はVシネを見たことない方も楽しめると思うし、今まで観てくださったファンも納得できる作品になっていると思います」と本作への熱い思いを語り、囲み取材が終了となった。
映画『CONFLICT〜最大の抗争〜』は、2016年初夏の公開を予定している。