若者たちに空前のクルマブームを巻き起こした伝説のマンガ「頭文字D」が、今新たな装いを得てスクリーンを駆け抜ける! 『新劇場版「頭文字D」Legend1-覚醒-』『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』と鮮烈なバトルシーンを見せつけた本シリーズは、『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』でついに完結を迎えます。誰が、最速か!?スクリーンで繰り広げられる限界バトルは、この3部作の中で最も激しく、最もエキサイティングに加速します!それを成し得たのは、最新のコンピュータグラフィックスと18年に及ぶ「頭文字D」の歴史。新劇場版3部作の第3弾『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』が、ついに2月6日(土)に公開となります

新劇場版がついにフィナーレ!キャスト陣の、興奮冷めやらぬ熱気とメッセージ!

この度、『新劇場版「頭文字D」Legend3-夢現-』のアフレコ・レポートが完成しました!
新劇場版の最終章となる本作の最大の見どころは、主人公・藤原拓海と高橋涼介の極限バトル!最強の2人が究極の限界に挑む!極限のバトルが始まった!そしてこのバトルの先にあるものとはー。主人公・藤原拓海役の宮野真守さん、拓海のライバルとなる高橋兄弟の兄の高橋涼介役の小野大輔さんをはじめ、彼らの運命の闘いを目撃してきたキャスト陣の興奮冷めやらぬ熱気とメッセージが、この度、到着いたしました。また、新キャストとして佐藤真子役に原由実さん、沙雪役に奥野香耶が決定しました!

①「Lgend3-夢現-」のアフレコを終えての感想をお願いします。

宮野真守(藤原拓海役)さん:新しく走り出した「頭文字 D」がこの第 3 弾で、一つの終わりを迎え、達成感もあり、寂しさもあり、とても感慨深いです。チーム力、団結力も、ものすごく高まっていて、僕らにしかない空気感、僕らだからこその「頭文字 D」を、走り切ることが出来たと思います。本当に本当に、楽しかったです。

小野大輔(高橋涼介役)さん:これまで自分の中にあった涼介は情熱を内に秘めた男でした。今回の legend3 で、その情熱が一気に具現化した感覚があります。夢を現実に。まさに「夢現」を追い求める男たち。とにかく熱かったです。

中村悠一(高橋啓介役)さん:今回は小野大輔さんとともに収録でした。実は他の役者さんと掛け合うのが初めてだったので、特にその相手が涼介役小野さんというところで嬉しかったです。時間をかけじっくりアフレコでき、今回も素敵な収録になりました。

内田真礼(茂木なつき役)さん:2の時にはなかなか会えなかった 2 人が、今回、デートをするたびに、2 人なりに楽しそうでわたしも嬉しく思いました。もう3回目のアフレコになりますが、たくみくんのぼーっとした感じがだんだんクセになってきました。笑

白石稔(武内樹役)さん:今回でまずは最後という事で、辿り着けた事への喜び半分、もうこれで終わってしまうのか、という悲しみ半分です。相変わらず収録は漢祭りかと言わんばかりの男性ばかりで、色々な意味で熱い現場なのですが、この熱さが味わえなくなるのかと思うと、感慨もひとしおです。

諏訪部順一(中里毅役)さん:熱い戦いが終わった後の心地良い疲労感を味わっております。火を落とし、冷えていくエンジンが時折チンチンと鳴くような・・・そんなクールダウン感です。

阪口周平(庄司慎吾役)さん:大好きなタイトル!楽しかったー!スポーツカー最高!MT の FR スポーツ乗りてぇー!いっそ乗り換え・・・いやいやいや、そうもいかない事情もあるだろ!いっか!いつかは!…こんな感じです(笑)
土田大(池谷浩一郎役)さん:大きな節目を迎えた今作、収録を終えて深い達成感を感じています。この作品に情熱を注いで挑んだ全てのキャスト、スタッフの方々に感謝です。ありがとうございました!

志村知幸(立花祐一役)さん:いや〜男だらけ…いや、男だけの現場で、しかもからみは文太のみ(笑)熱い現場でした!ボク的には。

勝杏里(健二役)さん:前回の収録からはそんなに経っていませんでしたが、またまたこのメンバーで収録出来て嬉しかったです。と同時に 3 部作としては最後なので、最終回の様な寂しさもありました。3 回だけの収録でしたが、とてもチームワークのよい、和気藹々とした現場でした。

原由実(佐藤真子役)さん:アフレコは、沙雪役の奥野香那ちゃんと一緒だったのですが、音響監督の清水さんが、とても丁寧にディレクションをして下さいました。真子と沙雪の絶妙なコンビバランスを意識して演じさせていただきました。

奥野香耶(沙雪役)さん:現場に入ったら、アフレコよりも先に「藤原豆腐店のプリン食べる?」と言われて驚きました(笑)真子役の原由実さんと「美味しいねー」と話しながら和やかな雰囲気でプリンをいただきました。アフレコに入ると、空気は引き締まり、台詞の一つひとつのニュアンスを細くご指導していただき、とても勉強になりました。「妥協が一切ない現場」というイメージを受けたので、何度も何度も台詞を言った後、音響監督さんから出る OK はとても嬉しかったです。

②演じられるキャラクターについての感想・印象をお聞かせください。

宮野真守(藤原拓海役)さん:「Legend1」「Legend2」を経て、拓海の中で、走ることへの、「走り屋」としての大きな変化がありました。そして、この「Legend3」で新たな「変化」へ想いを馳せることになります。そして、ついに強敵・高橋涼介とぶつかることによって、その想いは確かなものになっていくのですが…ネタバレになってしまうので、詳しく話すことができず、いろいろ抽象的な言い方になってしまってすみません…(苦笑)しかし、この 3 部作を通して、拓実は確実に成長していきます。

小野大輔(高橋涼介役)さん:先に述べたように、情熱を秘めるタイプだと思っていた涼介ですが、彼は最初から車にかける情熱をこれでもかと燃やし続けていた人です。その熱量は変わることはない。ずっと MAX です。
それが遂に表に出る瞬間。思いを大事に、そして大胆に。理知的に、激しく。とにかく燃えました。

中村悠一(高橋啓介役)さん:敗北から成長していく、拓海とはまた違った、原作ではある種「主人公」な一面ももつ啓介ですが、その片鱗が少しでも自分に表現できれば…と精いっぱいやらせていただきました。

中村悠一(高橋啓介役)さん:敗北から成長していく、拓海とはまた違った、原作ではある種「主人公」な一面ももつ啓介ですが、その片鱗が少しでも自分に表現できれば…と精いっぱいやらせていただきました。

内田真礼(茂木なつき役)さん:たくみくんよりも、少し大人な様子で翻弄していく女の子ですが、今回はまた一段と距離が縮まって、2 人の話している雰囲気が、ぐっと近くなったのが印象的でした。

白石稔(武内樹役)さん:樹は、明るく元気、喜怒哀楽の起伏の激しいキャラで、収録中はよく「うるさい」と言われるのですが(笑)、拓海のドライバー以外の普通の部分の対比となる、良心みたいな所を意識してきました。本当に拓海の事が大好きなんだなあと思うのですが、その部分を今回丁寧にやりすぎて、「それじゃ恋人みたいだから」と音響監督からダメ出しが出てしまいました(笑)

諏訪部順一(中里毅役)さん:敗れたあとはその強さを心から認める。まさしく本3部作における中里は、武士のような漢だったように思います。

阪口周平(庄司慎吾役)さん:前作で拓海に敗れ、SS のメンバーに助けられ、すっかり拓海ファンになってしまった(笑)とはいえ、アクの強さは健在・・・しっかり毒づいてました(笑)

土田大(池谷浩一郎役)さん:約三年に渡り 3 本収録したましたが、作中ではあまり時間経過がなく、相変わらずGSのアルバイトをしながら、車を愛しチームを愛している訳なんですけれども、いずれ立花さんの後を継いであの GS の店長になって、原油高騰の危機に立ち向かいながらセルフスタンドにせず頑張っていきたいなと思っているのは秘密です。

志村知幸(立花祐一役)さん:立花や文太も拓海たちを見て、自分の若い時を思い出す。なんか地元いいな〜と思ました。

勝杏里(健二役)さん:健二は、ただの地元の後輩だった拓海が、走る事に目覚め、その走りに強く感化されたと思います。結果、チームとしても、個人としても、走る事への向上心が上がっていき、スピードスターズの結束力も上がっていったと思います。

原由実(佐藤真子役)さん: 真子は、清楚でとても素直な女の子です。沙雪との性格のバランスが絶妙で、とてもいいコンビだと思います!原作では普段の真子とバトル中の真子とのギャップもさらに魅力だと思います!

奥野香耶様(沙雪役)さん: 沙雪の台詞や絵を最初に見た時は、強めで大人な女性という印象を受けました。でもアフレコ現場で、「もっと男勝りで雑なかんじで」というディレクションを受け、声と演技でその“雑”さを表現をするのに時間がかかってしまいました。女の子らしい真子とキャラクターの差があって、いいペアだなと思いました。