がんでこの世を去った千恵、33歳。5歳の娘と夫、家族との日々をつづったブログを基にしたエッセイ「はなちゃんのみそ汁」は、2012年に発売されるやいなや、常にひたむきな明るさで生きる安武一家の姿が日本中で大きな話題を呼び、関連書籍やテレビドラマ化、教科書への採用など社会現象を巻き起こし、このたびついに映画化され、現在テアトル新宿&福岡県内で絶賛先行公開中、そして1月9日(土)より全国で拡大公開する。
結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた千恵を演じるのは、広末涼子。明るくひたむきに支える夫・信吾を滝藤賢一。はなは、1,000人超の応募者から選ばれた演技経験ゼロの新星・赤松えみなが演じる。監督は、本作が長篇作品初となる阿久根知昭が脚本と共に担当した。

本日12月23日(水・祝)、テアトル新宿で先行公開記念イベントを開催しました。これまでのイベントでも、その天真爛漫なふるまいと愛らしい笑顔で一気に人々の心をつかみ、今話題沸騰中の“はなちゃん役”こと、赤松えみなが、先行公開中のテアトル新宿に登場!上映終了後に、“はなちゃんスマイル”で観客の皆さんをお見送りするとともに、あったか〜いおみそ汁をプレゼントしました。

はなちゃんのみそ汁』先行公開記念イベント 概要

【日時】12月23日(水・祝) 13:15〜
【場所】テアトル新宿 劇場ロビー
【ゲスト】赤松えみな(はなちゃん役・5歳)

先行公開中の新宿テアトルには、サービスデーということもあり女性客や小さな子どもを連れたファミリーの姿が目立つ中、上映後にはなちゃん役の赤松えみなから、実際のはなちゃんも大好きだという、豆腐とワカメのおみそ汁がプレゼントとしてふるまわれた。実際に撮影で使用したエプロンと三角巾をつけて、元気いっぱいに登場した赤松は「あげる!」と劇場に集まった一人ひとりにみそ汁を手渡した。渡しながら「ありがとねー!映画観てくれて!」、「こぼさないようにねー!」など声をかけたり、こぼさないようにそーっと歩く姿に、会場にいた全員から笑みがこぼれ、赤松の動きに目を奪われとりこになっている様子。また、飲み終わった客が「ありがとう」、「おいしいよ」と赤松に声をかけると、「飲み終わったらゴミ箱に捨てて〜!」と返すなど新人子役らしからぬ大物っぷりを見せ、会場を沸かせていた。

さらに、途中で自分も飲みたくなった様子の赤松が「のど乾いてきちゃった」と自らみそ汁をよそい、飲みだす場面も。「おいしい!」と何度もお代わりをし、満足した後は「ここはえみなのおみそ汁屋さん。(隠し味は)豆腐とワカメ。誰かいります?」と突然のお店屋さんごっこタイムに。誰も手を挙げない様子を見て「じゃあ、えみな飲みまーす!」とまたお代わりするなどノリノリだった。一通り配った後は「映画観てくれてみんなありがとねー!」と会場中に響き渡る声で元気いっぱいにあいさつ。真冬の寒さに見舞われた東京だったが、赤松からの一足早いクリスマスプレゼントに会場中が笑顔になり、“はなちゃん”一家のおいしくてあったかい家族の日々を描いた本作らしく、全員があたかかい気持ちに包まれるイベントとなった。