2015年──全人類が待ち望んだ“STAR WARS YEAR”映画を超えた史上空前のエンターテイメントの祭典。「スター・ウォーズ」シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が遂に完成。全世界公開に先駆け、12月14日(月)(日本時間12月15日(火))、ハリウッドにてワールド・プレミアが開催された。

会場となったハリウッド大通りを4ブロックに渡って完全封鎖。450mにも及ぶレッドカーペットに世界各国から集まった報道陣は、テレビカメラ100台、スチールカメラ150台、総勢600名にものぼり、全人類が公開を待ちわびる映画、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のワールド・プレミアとあって、“ハリウッド史上最大”のプレミアイベントとなった。

歴史に名を残すプレミア会場に選ばれたのはハリウッド大通りにある3つの映画館、TCLチャイニーズシアターとオスカー受賞式が行われるドルビー・シアター、そしてエル・キャピタン。3つの映画館で同時にプレミアが行われるのは超異例のこと。このハリウッドを代表する映画館で、約6000名の招待者が遂に世紀の瞬間を体験することになる。
まずレッドカーペットに登場したのは、ファーストオーダーの兵士ストームトルーパーたち。続いてお馴染みの人気ドロイドコンビ、R2-D2とC-3PO、そして丸いボディがキュートな新ドロイドBB-8が登場し、カメラマンのフラッシュにポーズで答える。

そして、先日来日を果たしたJ.J.エイブラムス監督やデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーら“新たな主役たち”、“レジェンド”ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミルが登場。さらには、「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親ジョージ・ルーカス監督が登場すると会場のヴォルテージは最高潮に達した。ルーカスから「スター・ウォーズ」を引き継ぎ、無事『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を完成させたJ.J.エイブラムス監督は、制作に要した3年間を「すごく長く感じると同時に一瞬の出来事のよう」と振り返る。シリーズ初の女性主人公レイとして世界中の注目を集めるデイジー・リドリーは、背中が大胆に空いたレースのドレス姿で登場し、その艶やかな姿にひと際注目を集めた。作品の中でミレニアムファルコンを操縦したことについて質問されると「とても楽しかったわ!」と興奮気味にコメント。そのミレニアムファルコンの伝説のパイロット、ハン・ソロを演じたハリソン・フォードは、「みんなが知っている作品だから期待が大きい」と語りながらも始終ゆとりある表情でインタビューに答えていた。

レッドカーペットイベント終了後、上映に先駆けドルビー・シアターにて監督と出演者による舞台挨拶が行われた。J.J.の呼びこみで出演者が勢ぞろいし、満席の3400名の観客を多いに沸かせた。

これまで、ストーリーはもちろんのこと、登場人物についてさえ、一切明らかにされていなかった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。魅力的なキャラクターが織りなす<家族の愛と喪失の物語>の全貌が、墜に明らかになる。
全世界が注目する前代未聞の超ビッグプレミアは、熱狂のうちに幕を閉じた。