NYのワールドトレードセンター間を直径2.2cmのワイヤーでつなぎ、高さ411mの道なき空間を＜命綱なし＞で歩いた男フィリップ・プティ。世界一“危険”で“ヤバい”男の実話を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の名匠ロバート・ゼメキス監督が映画史上に残る3D映像で描いた映画『ザ・ウォーク』の公開が2016年1月23日（土）に迫ってまいりました。

この度、映画『ザ・ウォーク』公開を記念して、今年も数々のヤバいチャレンジをこなしてきた男、出川哲朗さんによるCM映像のナレーション公開収録イベントを実施いたしました。

『ザ・ウォーク』　公開記念！出川哲朗CMナレーション公開収録イベントレポート
実施日：12月7日（月）　
ゲスト：出川哲朗
場所：アバコクリエイティブスタジオ　301st．（東京都新宿区西早稲田2-3-18）

地上411メートルのワールドトレードセンターの間を一本のロープでつなぎ、前代未聞の空中闊歩に挑んだ男、フィリップ・プティの実話を描く『ザ・ウォーク』。
誰も経験したことのない映像体験が待ち受ける本作のヤバさをナレーションで伝えてもらうために登場したのは、日本が誇る“キング・オブ・ヤバい”芸人の出川哲朗さん。

映画を観たばかりという出川さんは「すごいエネルギーをもらいましたよ。
アドデダリン、アドレナリンが出まくりましたね！僕を熱くしてくれました。
臨場感が半端ないんですよ！」と例のごとく噛みながらも本作を大絶賛。

早速収録を始めるその前に、映画のヤバさをより臨場感たっぷりに伝えてもらうためにワールドトレードセンターの高さ411メートルを少しだけ感じさせる41.1センチのお立ち台を用意しましたが、日頃ドッキリに騙され続けている出川さんはお立ち台をじっと凝視し、「こんな怪しげな箱、絶対ヤバいでしょうが！」と警戒。
おそるおそる台に上がった出川さんでしたが、特に仕掛けがなかった事を受け、「何にもないのかよ！赤っ恥！！」と一人で突っ込んでいました。

さらに、プティの必需品であるバランス棒を渡され、「これがプティの命綱ですからね！」と語る出川さんが若干プティらしく見えてきたところでアフレコをスタート。「ヤバ…ヤバい人生なんてやだよ〜！ひあああああ！ああ危ない危ない！
ヤバいよヤバいよ〜！」と自信満々にアフレコした出川さんでしたが、噛んでしまったため再収録することに。
改めて、「ヤバいよヤバいよ勘弁してくださいよ！高すぎるよ〜命綱なしってWhy？」と
さすがのアドリブ力を再び見せつけ、無事にアフレコを終えた出川さんは
「臨場感はちゃんと出せたと思います。今の所出川哲朗の魅力を殺されてる感じです。」
とリアクション芸がなかった事に残念そうな顔を覗かせつつも、
「いやでもこれがリアルですよね。この映画、実話なんですよ。ノンフィクション。
ミラクルな男のリアルですから。これでいいんです。」と自己完結していました。

アフレコ後の囲み取材で「ザリガニとか欲しかったですね」と報道陣に問われると「いや、でもそれだといつもの出川哲朗ですから。今回はプティの事を伝えたかったからいいんです。僕なんかぼかしてもらってもいいくらい。正直映りたいけど、そのくらい想いが強いんです。」と、珍しく真剣な表情をのぞかせた出川さん。
自身とプティには共通点が多いそうで、「僕もクマとかサメとかと戦って怖い思いをしたし、アジア人では初めて1万メートルからのスカイダイビングもやりました。すごく怖いんですけど、でもやりたいんです！そこがすごく似てます。」と説明。
さらに「もしこの映画の続編を作るなら、ぜひ日本でもロケをやってもらって、僕を出して欲しいです。
リアルに2年後くらいなら12メートルくらいはいけます。」と巨匠ロバート・ゼメキスに向けて出演を熱望する場面も。

最後には「ワイヤーウォークと同じく、映画館に一度足を踏み入れたら引き返せない…
それくらいリアルにヤバい映画ですので、ぜひ観ていただきたいです！」
と、今年一番の「ヤバい！」をスタジオに響かせ、会場を後にしました。

＜トーク内容＞

MC：みなさま、本日は『ザ・ウォーク』CMナレーション公開収録イベントに
お越しいただきありがとうございます。
それでは早速お呼びいたしましょう、今回のCMナレーションを務めます出川哲朗さんです！

出川さん：はい、よろしくお願いします〜！

MC：今日はよろしくお願いいたします。
出川さんはたったいま映画『ザ・ウォーク』をご覧になったばかりなのですよね。
そのご感想を伺えますか？

出川さん：本当にどんな映画か知らないで観たんですけど、すごいエネルギーをもらいましたよ。
元々フィリップ・プティは知ってたんですが、アドデダリン、アドレナリンが出まくりましたね！
僕を熱くしてくれました。

MC：日本一ヤバい経験を数々こなしている出川さんをもってしても、驚きのヤバい映像だったのですね！
では、早速ナレーション録りに入っていただく前に、本日出川さんにナレーションいただく60秒の映像を
皆さんにご覧いただきましょう！

※60秒予告を上映

MC：出川さん、ご覧いただきました映像はいかがでしたでしょうか？

出川さん：今のを観ただけでわかると思いますが、臨場感が半端ないんですよ！
ワイヤーウォークの怖さがわかると思います。
ぜひ映画館で観て欲しいです。DVDだと…いやそれじゃあDVDの売り上げに影響が…！
すみません！語弊がありました！DVDももちろんいいけど、でもいち早く映画館で観て欲しいんです！

MC：そして、出川さんには少しでも臨場感を味わっていただきたく、
今日はワールドトレードセンターの高さ411メートルには到底及びませんが、41.1センチの高さの
お立ち台に上ってナレーションをお務めいただきます！

出川さん：あっ。ここでやるんですね。

※出川さん、箱を怪しそうに観察

出川さん：本当に怖いよ〜だって誰も何にも教えてくれないんだもん！
こんな怪しげな箱、絶対ヤバいでしょうが！

※思い切って乗る出川さんだったが、特に仕掛けなし

出川さん：何にもないのかよ！赤っ恥！！
なんかあるでしょ〜ザリガニとか！
これドッキリだったらダメなパターンだからね！

MC：さらにここで、ワイヤーウォーク気分を体感いただくため、バランス棒をご用意しました！
これで相当フィリップ・プティの気持ちに近づいたのではないでしょうか？

出川さん：これがプティにとっての命綱ですからね！完璧です！

MC：それでは先ほどご覧いただいた映像に出川さん流のリアクションナレーションをしていただきます。
台本はございません！

出川さん：展開早いな！アフレコってこんな雑でいいの！？

MC：それでは、本番お願いいたします！

出川さん（アフレコ1回目）：いやだ、死にたくないよ！ヤバ…ヤバい人生なんてやだよ〜！
やだっ怖いっ！ひあああああ！ああ危ない危ない！
命綱なしなんてダメだよ〜怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い！勘弁してくださいよ〜！
ヤバいよヤバいよ〜！

収録スタッフ：ありがとうございます。噛んだのでもう一回お願いします。

出川さん（アフレコ2回目）：うわぁ、高いなあ。死にたくないよ〜！ヤバいよヤバいよ勘弁してくださいよ！
いやだ！ふゅーふゅー…高すぎるよ〜命綱なしってWhy？リアルに死にたくないんだって！ヤバいよ！

収録スタッフ：はい、結構です。ありがとうございます。

出川さん：いやダメでしょ！これ営業妨害ですよ！まあ70%くらいはできましたね。

MC：ありがとうございました！普通のアフレコ取材と違って出川さんらしかったですよね。
またこの映像を観て、映画を観たときのことを思い出しながらの収録はいかがでしたか？

出川さん： 臨場感はちゃんと出せたと思います。今の所出川哲朗の魅力を殺されてる感じです。
怪しい箱があるのに何も起きないし…いやでもこれがリアルですよね。
この映画、実話なんですよ。ノンフィクション。
ミラクルな男のリアルですから。これでいいんです。

＜囲み取材のQ&A＞

Q：声がガラガラですが、寝起きですか？

出川さん：本当？ヤバいなー…まずいよー…

Q：今日のアフレコ、ザリガニとか欲しかったですね。

出川さん：いや、でもそれだといつもの出川哲朗ですから。
今回はプティの事を伝えたかったからいいんです。
僕なんかぼかしてもらってもいいくらい。正直映りたいけど、そのくらい想いが強いんです。

Q：プティと自分の人生を比べてどうですか？

出川さん：すごくかぶるんですよ。いろんな事に挑戦するところとか。
僕もクマとかサメとかと戦って怖い思いをしたし、アジア人では初めて1万メートルからの
スカイダイビングもやりました。
すごく怖いんですけど、でもやりたいんです！そこがすごく似てます。

Q：もしワイヤーウォークをやれと言われたらやりますか？

出川さん：今のテンションならやります。命綱なしでも！一回寝たら分かんないですけど。
もしこの映画の続編を作るなら、ぜひ日本でもロケをやってもらって、僕を出して欲しいです。
リアルに2年後くらいなら12メートルくらいはいけます。

Q：ずいぶん低くないですか？

出川さん：リアルに怖いんだから！
一回止まっちゃうとロープが震えだすんですよ。それを止めるのが難しいし怖い。
僕の前にデヴィ夫人がやっていてスルッとやってました。超人ですよ。
でもその辺は監督とディスカッションするので大丈夫です。

Q：最後にメッセージを。

ワイヤーウォークと同じく、映画館に一度足を踏み入れたら引き返せない…
それくらいリアルにヤバい映画ですので、ぜひ観ていただきたいです！