2016年1月1日に開局15周年を迎える、歴史&エンターティンメント専門ヒストリーチャンネル™。記念すべき開局15周年に向けて、さまざまな企画、番組ラインアップやリニューアルされた新しいロゴ、新たなプロモーションチャンネル名である 「ヒストリーチャンネル™ 日本・世界の歴史&エンタメ」を発表する、ブランドリフレッシュ&開局15周年記念イベントが都内で開催された。目玉企画である3ヶ月連続で、「歴史」をあらゆる角度から楽しめる15周年記念特集の中の第1弾である、1月9日(土)放送の開局15周年記念特番『義将列伝〜関ヶ原 “義”に生きた武将たち〜』にてナビゲーターを務める、俳優の谷原章介(43)が登壇ゲストとして登場し、番組の見どころなどを語った。

 ヒストリーチャンネル™開局15周年記念イベント開幕にあたり、株式会社ヒストリーチャンネル・ジャパン代表取締役 鈴木秀明から「開局15周年を迎え、現在世界185か国で放送することができているのも視聴者の皆様のおかげです」、同じく代表取締役 アラン・ホッジスから「インドや東南アジア地域でオリジナル制作番組を作ったり、そして日本でも、魅力的なオリジナル制作番組に取り組んでいきたい」と15周年を迎えるにあたっての御礼、ならびにアジアを中心とする海外展開について展望が語られ、ゼネラル・マネージャー エージア・アイアトンからは「日本・世界の歴史&エンターティンメントの3大柱を展開していく」と語られた。

そして15周年記念特集の中の第1弾特番『義将列伝〜関ヶ原 “義”に生きた武将たち〜』のナビゲーターを務める谷原章介が盛大な拍手で迎えられステージに登壇し、番組への出演依頼が来たときの気持ちを「僕自身中学生の頃からゲームやアニメを通して歴史に興味を持っていたので、とにかく嬉しかった。司会やナビゲーションは何度か経験があったけど、歴史番組のナビゲーターは初めてで、普段言わない文言や長い台詞が難しくはあったけれど、楽しかった」と語った。番組で取り上げている、利に生きた者が圧倒的に多かった戦国の世の中で、義に生きた5人の武将、石田三成、真田幸村、直江兼続、大谷吉継、立花宗茂について「下剋上の世で義に生きた武将たちがいることはすごいこと。普通は利に流されて、義を貫けない」と語った。

また、その5人の武将の中で最も好きな武将を「僕は石田三成。彼は官僚的だとか冷酷だとか冷たいイメージを持たれているけど、大一大万大吉と掲げたとおり、実は自身よりも民のことを考えて生きた武将で、領民からはとても好かれていた。義に生きた武将として一番好きです」と答え、過去に戦国武将を演じたことがある谷原が、実際に戦国武将になることができるとしたら?と問われると、「島左近を演じてみたい。風貌は全然僕と違うので難しいかもしれないけれど、彼の生き様が好き」と答えた。その後谷原にとっての歴史を一言で聞かれるも、フリップ4行にわたり、「過去から現代に生きる我々へ向けた未来へのメッセージ」と披露し、「今我々がどうやって未来へ生きていくのか、そのアドバイスをくれていると思う」と、その意味を熱弁した。

ここでMCからその歴史への知識の深さっぷりを称し、歴女ならぬ“歴男”と呼ばれると、谷原は「初めて呼ばれました。けれどこれから歴男仲間を芸能界でも増やして、歴男団長になれたらいいですね」と満更でもない様子。
最後に、番組について「僕自身かなり歴史に詳しいと思って生きてきたけど、この番組に関わって新しく知ったことや驚き、発見があったくらい充実した内容」と見どころを語り、更に「普通は勝者目線でこういった番組は作られるけれど、当番組は敗者目線。新しい番組です。義に生きた武将たちの生き様を、ぜひご覧ください」と視聴者へのメッセージを送った。

開局15周年記念特番『義将列伝〜関ヶ原 “義”に生きた武将たち〜』は来年2016年1月9日(土)20:00〜21:00ほかで放送される。