映画『ラスト・ナイツ』大和悠河×ホラン千秋×紀里谷和明監督 登壇。女性限定試写会&トークショー
大和悠河×ホラン千秋×紀里谷和明監督
大和悠河「理想の男性像がこの映画の中にありました!」
ホラン千秋「こんなに女性がワクワクドキドキする映画はない!」
11月14日(土)より全国公開となります映画『ラスト・ナイツ』(配給:KIRIYA PICTURES/ギャガ)。昨日11/5(木)スペースFS汐留にて、本作公開を記念した女性限定試写会&トークショーを実施。トークショーには、紀里谷和明監督、元宝塚歌劇団宙組トップスターの大和悠河さん、バラエティー番組や英会話番組などで大活躍中のホラン千秋さんがご登壇。
◎トークショー
本作の女性限定試写会後、紀里谷和明監督、大和悠河さん、ホラン千秋さんの三人が登壇して行われたトークショー。大勢の女性客を前に、監督は「これまで行ってきた試写会で、とくに女性からの評判がとても良かったということで、ならばと今回こうしてやらせていただきました」と、この日のイベントに至った経緯を説明。
映画の感想を聞かれた大和は「じつは宝塚入団前のファン時代、私が一番好きだった宝塚作品は「忠臣蔵」でした。この映画を観たとき「これはハリウッドの忠臣蔵だ!」と凄く感動しました!」と、「忠臣蔵」をベースにした本作の物語について興奮気味に語ると、ホランは「こんなに女性がドキドキワクワクする作品はないと思います!世界各国のキャストが一つの作品に集まっているという、普通なら考えられないような異質な世界なのに、脚本の力で違和感のない物語になっているのが凄い!」と絶賛。
続けて、作品のどこを見て欲しいかという問いに、監督は「今の時代は全てが損得勘定で動いていますし、財産など形のあるものが重要だと思われています。僕はこの映画を通して、形のないものこそが重要なんだと伝えたかったんです。言ってみれば、それは愛なんですけれど」。大和は「宝塚時代は「こんな男性がいたらいいな」という、夢の(理想の)男性像を目指して男役を演じてきたんですが、この映画に登場する男性たちは忠誠心や愛が徹底していて、まさに私が目指していた男性像が、この映画の中にありました」。そしてホランは「何の見返りも求めず、自分の大事な人のために命をかけて戦う。男性が男性に対して抱く忠誠心が本当に素敵でした」と、それぞれに熱弁。
この映画をどのように人に薦めますかという問いには、大和は「ハリウッドの忠臣蔵だから絶対見てほしい!そこをまず伝えたいです!」、ホランは「とにかく気持ちのいい映画です。メッセージが心の真ん中に伝わってくるのを感じていただきたい!」。
最後に紀里谷監督は「ハリウッド作品ではありますが、日本の心を描きました。この作品が成功することで、新しい世界が開き、どんどん若い俳優や監督が世界に行けるような環境につながっていくと思っています。願わくば、“邦画”や“洋画”という区別がなくなり、“映画”という一つの分け隔てのない世界になっていったらと思います。私はこれからの残りの人生も、世界中の人たちと一緒に何かをつくって、世界中の人たちに何かをお届けしていくということをやっていくつもりです。人種や国籍が関係なくなるような時代が来ればいいなと、毎日毎日思っています。そのためには、みなさんのお力が必要です。何卒、応援いただければと思っています」と力強いメッセージで締めくくり、客席からの温かい拍手に包まれながらトークショーは終了しました。