オスカー女優ヒラリー・スワンク主演『サヨナラの代わりに』が全国公開中となっております。この度、“和製キャロルキング”と称される澤田かおりさんが歌う「君がくれたもの」が、日本版イメージソングに決定したことを記念し、ライブ付きトークイベントを行いました。

■開催日:11月12日(木)19:00〜 
■場所:新宿ピカデリー(新宿区新宿3-15-15) 
■登壇者:澤田かおり(30)

 先月行われた第28回東京国際映画祭で10年ぶりの来日を果たし話題となった、オスカー女優ヒラリー・スワンクが主演を務めた映画『サヨナラの代わりに』が現在全国公開中。ヒラリー演じるALSを患う主人公ケイトと、夢を諦めた女子大生ベック。この女性二人の絆が深まる様子に、感動の涙を流す観客が続出となっている。

そんな本作の日本版イメージソングに、シンガーソングライター・澤田かおりが作詞作曲をした「君がくれたもの」が決定した。澤田は、“和製キャロルキング”と称されMISIAや井上陽水からもその実力を買われているほど。今回のイベントでは、映画公開を記念してその歌声を披露。映画と同様に、暖かい空気が感情を包みこむイベントとなった。

登場した澤田は、「本日は、御来場ありがとうございます。今日はみなさんと一緒に映画を楽しみたいと思います。」と挨拶。続けて、元々は様々なミュージシャンに楽曲を提供していたという澤田は、「大学在学中に、柴咲コウさん、中孝介さんに楽曲を提供していました。」と、その実力も納得の経歴を話し、いよいよ自ら歌を届けられることを喜びを見せた。

そして映画の感想を聞かれると、「すでに2回観ていますが、2回とも号泣してしまいました。自分に置き換えて観れる作品ですね。自分の人生をどのように生きていくべきか、考えさせられました。」と感動した様子を見せた。

また、イメージソングとなった「君がくれたもの」が作られた経緯について、「私が高校の時に亡くなった北海道の祖父母を想って作りました。もう亡くなってから10年以上も経ちますが、たまに二人に顔が似てるなぁと思ったりします。自分の命を通して二人の存在を感じます。そういうところが、この映画ともリンクしていたので、イメージソングに決まった時は嬉しかったです。“誰かを通して自分を生きる”“自分を通して誰かを生きる”というテーマが伝われば嬉しい」と説明し、夢のコラボレーションが実現したことに喜んでいる様子だった。

そしていよいよ、澤田による「君がくれたもの」が披露され、会場には思わず聞き惚れてしまう観客が多く見られた。曲が終わると同時に大きな拍手が沸き上がり、暖かな雰囲気の中、イベントは締めくくられた。

映画『サヨナラの代わりに』は全国公開中!
澤田かおり「君がくれたもの」は、発売中のメジャーデビューアルバム「Songwriter」に収録されている。