第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美(『屍鬼』「十二国記」シリーズなど)の
小説『残穢』(ざんえ)を、ミステリーの名手・中村義洋監督(『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』)が
映画化する『残穢【ざんえ】 —住んではいけない部屋—』が、
松竹配給にて2016年1月30日(土)に全国公開いたします。

小野自身を彷彿とさせる主人公「私」には、人気実力派女優=竹内結子。
「私」とともに調査を重ねる久保さん役には、神秘的な魅力を放つ女優=橋本愛。
初共演の2人に加え、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ら個性的な出演陣が集結。
予定調和を許さない驚愕のラストまで、かた時も目が離せない戦慄のリアルミステリーが誕生します!

この度、第28回東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされました本作より、
竹内結子さん、橋本愛さん、中村義洋監督が、22日のオープニングレッドカーペットに登場しました。

映画『残穢【ざんえ】—住んではいけない部屋—』第28回東京国際映画祭 オープニングレッドカーペット 概要

【日時】10月22日(水)15:00〜18:00
【会場】六本木ヒルズアリーナ
【ゲスト】竹内結子、橋本愛、中村義洋監督

国内外多くのマスコミが駆けつけ、一般のお客さんも数時間前から
長蛇の列を作るほど熱気にあふれたレッドカーペットに、
今年は邦画が豊作で、日本映画を代表して3作品ノミネートされているコンペティション部門にて、
そのうちの1作品として、『残穢【ざんえ】—住んではいけない部屋—』から
主演の竹内結子さんと共演の橋本愛さん、そして中村義洋監督が颯爽と登場!

第20回東京国際映画祭オープニング作品『ミッドナイト イーグル』以来8年ぶりの参加となる竹内さんは、
エレガントなランバン(LANVIN)のダークネイビー地ワンショルダーロングドレスに身を包み、
昨年の『寄生獣』に引き続きの参加となった橋本さんはヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)の
黒いシックなドレスを着こなし1年でさらに大人っぽくなっていました。
2人はマスコミからの質問やお客さんからのサインリクエストに終始にこやかに応えていました。
中村義洋監督は黒のスーツに赤い蝶ネクタイで美女2人をエスコートし、正真正銘、両手に花状態。
3人は談笑しながらゆっくりとレッドカーペットを歩き、熱烈な歓迎を楽しんでいるようでした。

【Q&A】

Q.人気ホラー小説が原作の作品ですが、どのような想いでつくられましたか?

中村監督:原作がなかなかない形なので、映画もなかなかない形になるだろうと。
相当怖くなるなと大丈夫かなと思いながら慎重につくりました。

Q.今回の映画化で大変だったことはなんでしょうか?

中村監督:普通に撮るとコメディになってしまうんですよ(笑)
なので、ギアを変えて撮りました。それがいちばん大変でしたね。

Q.とても怖ろしいシーンを演じられていました、竹内さん。
台本を読んで怖かったことはありましたか?
お客さんにどんなふうに怖がってほしいですか?

竹内さん:台本を手にした時点で怖かったです(笑)。台本を読むまでにまず時間がかかりました。
試写を観て、目をそらしたシーンがいっぱいあったんですが、そこが皆さんの目にどう映るのか楽しみです。

Q.ホラー映画の参加、多くの方との共演はいかがでしたか?

橋本さん:怖いのですが、ミステリー要素も強く、竹内さんといっしょに
不可解な事象を紐解いていくという構成がとても面白いです。
恐怖心を煽られるシーンももちろん、物語の流れも楽しんでほしいです。
撮影1日ごとに、近くの住人やお坊さん役の方など、いろんな人に会いました。
そういった出会いも面白かったです。