2014年に公開され15億越えのヒットを放った「超高速!参勤交代」が再び帰ってくる!弱小の湯長谷藩が金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇を筆頭に精鋭6名で“とんでもない”知恵を使って見事、「参勤」を実現し、藩の取り潰しの危機を免れた前作。行きの「参勤」でお金も体力も使い果たした政醇たちだったが、帰りの「交代」までが「参勤交代」。最後の力を振り絞り「交代」をはじめた一行を再び数々の無理難題が降りかかる!現在、京都で撮影が行われている本作の主演・佐々木蔵之介さんがこの度、京都国際観光大使に任命されることになり、本日松竹京都撮影所にて任命式が行われました。

日時:10月12日(月・祝)
出席者:佐々木蔵之介(47)、門川大作(かどかわだいさく・64)京都市長
実施内容:任命証交付・大使バッジ授与、フォトセッション、質疑応答
 
京都がロケ地となる作品に多数出演しているだけでなく、出演作が海外の国際映画祭でも上映されている京都市出身の俳優として、京都国際観光大使任命された佐々木蔵之介は、
「このたびは国際観光大使に任命いただき、本当に光栄に思っております。私は京都に生まれ京都に育ちました。鴨川で遊び、御所に蝉取りに行ったり野球しに行ったり。夏は祇園祭に行って宵山の夜店で遊び、そして大文字の五山の送り火を見て『やばい、夏休み終わる!』みたいな(笑)。『宿題どうするねん!』みたいな感じで育ってきました。京都の町、文化、食、そして人に育てていただきました。町中で時代劇が撮影できる、すぐにロケが出来る。こんな所は世界でもそうそう無いんじゃないか、と思っており、改めて京都の魅力を今、実感しています」

また、前作に引き続き京都で撮影が行われていることについて、
「前作を京都で撮影している時、俳優陣から電話がかかってきて『京都ではどの店に行ったらよいのか』ということをよく聞かれたんですね(笑) 僕も京都で育ったんですが仕事で東京に出るまでは、どのお店が美味しいかということはよく分かってなかったのですが、前回撮影時京都に2か月滞在した時は毎日違うお店に行っておりまして(笑)。それが結構大変だったんですが、、、また今回も新規開拓しています(笑)」
と撮影中のエピソードを語った。

また現在撮影中の「超高速!参勤交代 リターンズ」について、佐々木は前作同様、幕府から無理難題を命じられながらも、金も時間も人手もかけずに知恵で参勤交代を果たした弱小貧乏藩の殿様役で登場。前作は江戸に出向く「参勤」だったが、今回は地元に戻る「交代」の様子を描く。今作について、
「今回は金どころか、城までなくなる。それに前回の倍は走る。撮影は前より過酷。衣装の鉢巻き、たすきはドロドロです」
と撮影の様子についてコメント。キャストも前作同様の本作。

「前回は深田(恭子)さんと伊原(剛志)さんが実家(佐々木酒造)の蔵に見学に来ていただきまして。今作では観光大使として!改めて京都をPRしていこうと思っております」
と締めくくった。門川市長は実家である佐々木酒造(京都市上京区※現在の社長は蔵之介氏の弟・晃氏)にも触れ、
「ご兄弟で京都の文化を創造し、発信頂いていることを大変嬉しく思います」と述べた。