Kis-My-Ft2の玉森裕太が15日、TOHOシネマズ新宿で行われた映画『レインツリーの国』完成披露舞台挨拶に、西内まりや、森カンナら豪華共演陣とともに出席。「僕にとって初めての映画初主演。心に残る作品に仕上がっています」と本作への想いを明かした。

有川浩のベストセラーシリーズ『図書館戦争』で登場する架空の小説『レインツリーの国』を実写映画化。父を亡くした青年・向坂伸行(玉森)と登山中の滑落事故により感音性難聴を抱える人見利香(西内)が、1冊のライトノベルをきっかけに惹かれあうラブストーリー。

初主演作を「きゅんきゅんしますよ」とアピールする玉森は「関西弁とか馴染みのない設定に不安や緊張はありましたね。細かいイントネーションや抑揚の付け方とか、英語の勉強みたいな感覚でした」と関西弁にタジタジ。
共演者の中でも大阪育ちという森は「(劇中で)標準語を話すのですが、聞いてると関西弁がうつってしまうので、なんかやりづらかったです」と玉森とは“逆に”苦戦した様子。

本作でスクリーンデビューを飾った西内は「まっすぐ人を愛する気持ちや言葉の大切さなど、この映画を通して考えさせられることがあったので、共感していただけると嬉しいです」とにっこり。

また、玉森扮する向坂伸行の関西弁が聞きたいようで「ここでこうやって話していると標準語だから、伸さんじゃないな、寂しいなっていう思いはちょっとあって…」とむちゃぶり。「もう撮影おわったんだよ」と困り顔をみせる玉森だが、西内にうまく誘導され「好きやで」と関西弁を披露し、会場に集まったファンからの黄色い歓声に照れ笑いを浮かべていた。

舞台挨拶には、麻生祐未、大杉蓮、原作者の有川浩、本作のメガホンを取った三宅喜重監督も出席した。

映画『レインツリーの国』は11月21日より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)