大ヒット作『プラダを着た悪魔』で世界中の女性から熱い共感を集めたアン・ハサウェイが、ニューヨークのファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』(10/10公開)。本作の公開直前トークイベントが行われ、若くして頑張っている女性代表の佐藤栞里とデ・ニーロのことを愛してやまない陣内孝則が登壇した。

既に本作をご覧になったお二人は感想を聞かれると、共に大絶賛の様子。自身が近年観た作品のベスト3に入ると語る陣内さんは「ここ最近のデ・ニーロ作品で一番でしたね。彼の本気を感じました。泣けるとてもいい映画でした」と自身が大ファンだというロバート・デ・ニーロの演技をベタ褒め。佐藤さんは「泣き過ぎて周りの人に心配されちゃいました。ジュールズを助けるベンの姿にすごい感動しちゃって、これからは私がベンのように周りの人を支えられる人になろう!って思いました」とコメントした。

その後のトークでは、ロバート・デ・ニーロの大ファンだという陣内さんが、彼の徹底的な役作りで有名な“デ・ニーロ・アプローチ”にかけた“陣内・アプローチ”を聞かれ、「ドラマの撮影の役作りのために断食道場で2ヶ月で26kgダイエットした」エピソードを披露すると、会場からも驚きの声。また、芸能界でのおめでた報道が連日続いていることから、結婚後も家庭と仕事の両立を頑張る女性へのアドバイスを求められ、「ラブラブな時に幸せなのは当たり前。逆境を2人でどう乗り越えるかですよ。自分も週刊誌に出てないけどやばいこと結構ありましたよ!(笑)」とまさかの発言に会場に笑いが起こっていた。一方の佐藤さんは「いつかは結婚したいですよね」と、自身の結婚願望を語り、「食事をしている間に黙ってさりげなく私の目ヤニを取ってくれる男性がいいです」と独特の理想像を明かし会場を盛り上げていた。

本日のイベントは、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の五大都市で行われている全国横断デトックス・イベントのフィナーレ。ジュールズがシニアインターンのベンと出会い、様々な試練を乗り越えていくというストーリーにちなみ、これまでの人生で印象に残ったアドバイスを聞かれた陣内さんは「プロデビューしたバンドは一年半で解散し、ヒロインの相手役でデビューしたドラマは「おしん」の裏番組で“おしんより可哀相な男優”と言われました。事務所に給料を上げてくれと頼んだら社長から『ヒモになれ』と言われましたよ」という芸能生活35年の苦労話を披露し会場を沸かせた。またモデルの梨花さんにあこがれてモデル業界に入ったという佐藤さんは「憧れの梨花さんがかけてくれた言葉で『どんなことでも楽しもう。いま目の前にある幸せをちゃんと味わおう』というアドバイスをずっと大事にしています」とアドバイスを披露し、「おれのやつ引っ込めていいですか!?」と陣内さんがまたも会場の笑いを誘っていた。

最後に今年で芸暦35年を迎える陣内さんから、働く頑張る女子へのアドバイスを求められると、「失敗しないためには常に謙虚でいることですね。自分が言うと嘘っぽいんですけどね。(笑)」とコメント。それを受けた佐藤さんは、「お父さんと同じことを言っていてお父さんは間違ってなかったんだなと思って安心しました!お父さんは49歳です!」と話し、苦笑いのままの陣内さんは「今年で57歳です」とコメント。会場が笑いに包まれた中で本イベントを締めくくった。女性なら誰もが共感できる感動のデトックス・ムービー『マイ・インターン』は10月10日(土)より全国公開。