あの『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ世界中の女性から憧れの的となったアン・ハサウェイ。あれから9年、今度はアンがニューヨークのファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』(10/10公開)が公開される。

 本作では10月1日の名古屋を皮切りに、全国五大都市で全ての女性を応援するデトックス・イベントを開催。10月5日では福岡で九州出身の“おしゃれ番長“スザンヌさんが登壇し、トークイベントを行った。

騒動後初の映画PRイベント登壇となるスザンヌだが、彼女もまさに仕事と家庭を両立させる現代女性。アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの社長ジュールズも、仕事と家庭のバランスに悩む役どころだが、そんなジュールズにとても共感できたという。「もう観終わってすぐ『あーっなんかモヤモヤがぜーんぶ吹き飛んですっきりしたー』って思いました。ジュールズの喜びや葛藤には、映画館でこんなうんうんって頷いたことはないくらいに共感できて、ロバート・デ・ニーロ演じるベンの大きな愛情にほろっと涙が出て、ベンと仲間の友情とハプニングにゲラゲラ笑って、ジュールズの悩みに一緒に泣ける。心が優しさで満ちていく本当に素敵な映画でした。それからジュールズの仕事と家庭の悩みにとても共感できました」と語り、女性なら誰でも共感できる映画だと紹介した。

さらにスザンヌは、彼女自身が感じる仕事と家庭を両立させることの難しさを吐露した。「私自身、働く自分とママでいることのバランスを取るのが難しい。子供と一緒にいてあげられなくて申し訳ないなという罪悪感もあるし、仕事をここまでやりたいって思っても子供がいるから帰らなくちゃいけないとか、なかなか難しいです。でもいい意味で“諦める”ことが必要かなって。私もたくさんの人に助けてもらっているけど、いい意味で諦めると、自分に余裕ができて頑張りすぎなくていいんじゃないかと思う。アン・ハサウェイが演じるジュールズも頑張りすぎちゃうから、時には周りの人に甘えるのも大切ですね」と語り、つい頑張りすぎてしまう女性たちへのエールを送った。

また、劇中でジュールズはベンの優しい言葉に勇気づけられていくが、スザンヌが人生の中で一番心に響いたアドバイスは母からの言葉だったそうだ。「小さい時から母に『ツライときこそ笑顔で』ってずっと言われていました。だから人生の岐路に立った時、必ず思い出して自分に言い聞かせている言葉です。くじけそうな時にこの言葉を思い出して、頑張ろうって思える大事な言葉です」と明かし、ツライことがあっても母の言葉を言い聞かせ、困難を乗り越えたエピソードを語った。

 今回の本イベントは、全国五大都市で開催しており“癒しのデトックスグッズ”をリレー形式で繋いでいる。スザンヌさんは10月2日に大阪のイベントに登壇したシルクさんから納豆パウダーを渡され大興奮。スザンヌさんは“シルクのパジャマ”を次のイベント地の北海道につなぎ、北海道の登壇者のデトックスグッズが東京に帰ってくる。登壇者はまだ未発表だが、誰がどんな癒しグッズを繋いでいくのか楽しみだ。この秋感動のデトックス・ムービー『マイ・インターン』は10月10日(土)公開。