9月21日(月・祝)に実施されましたしたまちコメディ映画祭にて、サイモン・ペッグ主演最新作の邦題と公開決定が発表されました。さらにトークイベントには、本作の監督を務めるテリー・ジョーンズ擁する伝説の英国コメディグループモンティ・パイソンの大ファンの豪華ゲスト陣(関根勤/松尾貴史/須田泰成/宮沢章夫)が登壇しました。

伝説の英国コメディグループ「モンティ・パイソン」が監督と声優で再結集し、彼らの大ファンの英国人気俳優サイモン・ペッグが主演、さらに故ロビン・ウィリアムズが愛犬の声を担当するというコメディファンには堪らない本作のジャパンプレミアが21日、都内で開催中の「第8回したまちコメディ映画祭in台東」で行われた。1,000人近いファンで会場が溢れかえる中、トークイベントには関根勤、松尾貴史、須田泰成、宮沢章夫、いとうせいこうがゲストとして登場。

特に関根はモンティ・パイソンのことを「師匠」と仰ぐほどの長年のファンで自らの劇団の旗揚げのきっかけにもなったそう。過去には本作の監督テリー・ジョーンズ作品「エリック・ザ・バイキング」(ʻ89) に出演。関根は「船の上に僕と戸田奈津子さんだけで、あとは全員イギリス人。監督には『日本語でいい。おもしろい字幕を勝手につけるから』と言われた。でも監督がずっと笑ってくれていたので緊張しないで済んだ」と撮影時の様子を振り返った。主演のサイモン・ペッグについても関根は「オーバーな演技がなく、髪の薄さや見た目の全てがちょうどいい」と笑いを誘った。さらに、愛犬デニス役で最後の出演作となったロビン・ウィリアムズについて松尾は「アラジンのジーニーの声優役が素晴らしかった。本作もそれに勝る程の名演」と絶賛した。
また、会場では惜しくも来日が叶わなかったモンティ・パイソンメンバー(テリー・ジョーンズとマイケル・ペイリン)からお詫びのビデオメッセージも放映。”靴下履けない病”になってしまったという言い訳に会場は大爆笑となった。
最後に本トークイベント内にて日本公開時のタイトル(邦題)が「ミラクル・ニール!」と発表された。公開は、2016年春渋谷シネクイントほか全国ロードーショー。