11月14日(土)から新宿のシネマカリテ他にて公開が決定している映画『ムーンウォーカームーンウォーカーズズ』のジャパンプレミア上映が9/20(日)、シルバーウィークに行われるしたまちコメディ映画祭にて実現し、「一度は月に行ってみたかった」という「宇宙(そら)ガール」こと篠原ともえさんがゲストとして登壇。おまけに主演のルパート・グリントのしたまちコメディ映画祭に向けた独占コメントも上映され、大いに盛り上がりました!

※ご挨拶
●篠原ともえ:わたし、20年くらい前からせいこうさんに育てていただいて。高校時代天文部で、プラネタリウムで星の解説をしたり、「宇宙(そら)ガール」って呼ばれているんですよ!「仏(ぶつ)ガール」とも「お裁縫ガール」とも。
●いとう:みうらじゅんとオレの領域を侵すなんて…

※ファッションについて
●篠原:今日は私がデザインした、宇宙をイメージしたテキスタイルで作ったワンピースで来ました。
●いとう:この映画のファッションもおしゃれでしょう? 監督はあのミシェル・ゴンドリー一派だし。
●篠原:お金と時間をコメディに捧げていますよね。一番好きなシーンは、オープニングのイラストレーションが生きているように流れていくところ。私にとって映画は見るというより流れていくもの。デザインをしているときにインスピレーションをくれるんです。ミシェル・ゴンドリー監督の作品も大好きです!
●いとう:日本はおしゃれな映画を作れる人はいるけどバカなものではない。この監督はコメディに対するリスペクトがあるんじゃないかな。宇宙ガールとして、「月面」に着目した内容はどう思う?
●篠原:みんなが注目することは何か?ということを考えたとき、それが「月面着陸」だったのでは。それで遊んでいるような映画ですよね。あの時代の息吹が詰まっている気がしました。月は秋のほうがちょうどいい高さに見えるんです。今日は三日月ですね。だんだん満月に向かっていきます。
●いとう:仏像は月に照らされた姿がいちばんいいからね。あのぎらぎらした金色はそのためにあったんだって。
●篠原:銀閣寺も月が見えるように池を作ったんですよね!

※映画について
●いとうせいこう:非常にしゃれた映像でシニカルなユーモアのあるクレイジーな映画ですよ。
●篠原:朝にはとっても刺激的な、インスピレーションや新しい物語をくれる物語です。したまちコメディ映画祭の思い出になるようなアーティスティックな時間を過ごせますよ!