映画『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』初日舞台挨拶が11日、TOHOシネマズ六本木にて行われた。この日、主演のさまぁ〜ず・三村マサカズをはじめ、大竹一樹、内村光良らレギュラーメンバーに加え、藤原令子、久保田悠来ら俳優陣も出席した。

今年番組開始10年目に突入する大人気バラエティ『内村さまぁ〜ず』(通称:内さま)が映画化。三村マサカズら内さまメンバーが、劇団を兼ねた探偵事務所“エンジェル社”を舞台に、依頼人の悩みを“芝居”で解決していくさまを描く。台本はあるもののアドリブ盛りだくさんという予測のつかない展開や、総勢56名のお笑い芸人が出演し、笑いあり涙ありのエンターテイメント作品。

本作で主演を務めた三村は「映画っぽくない始まり方で始まって、一通りあったあとに探偵事務所で電話をとるときにNGっぽい噛み方してます。そこだけ汲んでやってください」とあいさつし、大竹は「そんな映画あります!?」と引き気味にツッコミ、笑いをとった。内村は「無事に公開を迎えられてホッとしています。観終わったあとなんにも残りません。そんな映画を目指してきました」と自虐的にアピールした。

イベントでは、本作で三村演じるマサルの子供役を演じた三谷翔太と、キスシーンを演じた妻役の渡辺奈緒子がサプライズで登場。
渡辺とのキスシーンを下ネタ満載で振り返り、やりたい放題な三村に、内村は「お前バカだろ!?なにやってんだよ公開初日だぞ!なめてんのか、だから共演NGなんだよ」と毒舌にツッコむと会場は爆笑の渦に包まれた。

また三谷は、親子役で共演した三村へ手紙をプレゼント。感謝の気持ちを述べるも「カメラで撮っていない時、おでこを蚊に刺されていて腫れてました。蚊のアレルギーだそうで、そんなアレルギーあるんだなぁと思いました」と暴露。三村は「蚊のアレルギーで、普通の人の3倍くらい腫れちゃう」と困惑した表情をみせた。

一方、今月4日に生まれた第2子に関する質問が飛び交い「なんでそこに乗っかんだよ、家がピリピリしてんだよ、怒られんだよ」とメディアの反応に怯える大竹だが、「上の子が“龍臣(りゅうじん)”という名前なので、対抗するには虎だろうと思って。でも虎のいい字がなくて、英語読みというか“泰雅(たいが)”にしました」と笑顔で答えた。

最後に三村は「笑って感動して、結果なにも残らないかもしれませんが、それでいい映画だと監督もおっしゃっていたので、最後まで楽しんでください」とアピールした。

映画『内村さまぁ〜ず THE MOVIE エンジェル』は全国公開中

(Report:小宮駿貴)