来年の『無伴奏』へ向かう監督矢崎仁司。原点回帰となる新作『×××(キス キス キス)』 初日舞台挨拶(2/2)
Q.キスシーンの演出のエピソードはありますか?
矢崎「キスシーンは、スタートをかけちゃうとキスが始まるので、『どこでカットをかけたらいいんだろうな』ということばかり考えていました。このまま放っておこうかなと思いましたけれど。(笑)素敵なキスは見て得したような気がするんです。電車の中でいちゃついているキスとかは、朝から嫌なもの見ちゃったなという感じなんだけれど、素敵なキスだと、『ああ得したな』と思うので、そういう想いを心に抱いてくれたらいいなと思います。なので、”キスしたくなる映画”です。」
Q.最後に一言ずつお願いします。
松本「私は矢崎組初参加の作品だったんですけれど、矢崎ファンになってしまいました。来年春公開の『無伴奏』にも少し参加させて頂いていますので、引き続き、よろしくお願い致します。」
加藤「僕はまだ観ていないので、今度こそはちゃんと観て、しっかりと感想を言えるようにしたいなと思います。僕も矢崎さんの作品に初めて出させて頂いたので、またご一緒できるように僕も頑張らなきゃいけないなと思ったし、何より今日ここにこうしていられることが幸せで、この作品に出れたことに感謝でいっぱいです。」
柿本「朝早くからお並び頂き、どうもありがとうございました。ちょっと長かった作品だと思うんですけれど、また観てみたいなと思って、またここまで足を運んで下さったら嬉しいなと思います。またどうぞよろしくお願い致します。」
安居「僕もあと2、3回劇場に足を運びたいなと思う位、素敵な作品に出させてもらって、本当にありがたく思っています。今日は矢崎さんをリスペクトして皆で帽子をかぶってきました。また矢崎さんとやれたら嬉しいですし、またこうやって皆さんとお会いできれば嬉しいです。」
中丸「この作品は2回3回4回とぜひ観て頂きたいです。もちろん僕も観ます。監督とは世界中を回るような作品でまたご一緒できたらと思います。」
塚田「長いお時間ですけれど、この作品を映画祭かどこかに持って行ってくれないかなと思う今日この頃です。よろしくお願い致します。」
涼香「本当に初めての経験ばかりで、全部楽しかったです。」
荻野「いろんなキスのパターンや愛情のパターンが5つそれぞれあって、何か一つひっかかりがあって、それが5つの作品それぞれに2度3度観た時にまた違った感じ方ができるんじゃないかなと思いながら観ていたので、もしよかったら皆さんも2度3度と来て頂けたらと思います。」
草野「5つの作品ありますので、5倍の宣伝力があればいいなと思いますので、5作のうちこれが好きだったとかこの俳優が良かったとか、このシーンが良かったとか、具体的に(SNSに)書いて下さると、皆それぞれが映画に向かっていく原動力になると思うので、よろしくお願い致します。」
川野「拡散お願いします。また来て下さい。」
吉田「今日は私も皆さんと一緒にこの作品を観るという同じ時間を過ごすことができてとても幸せでした。ぜひ宣伝をして頂けたり、何回も観て頂けたら嬉しいなと思います。」
矢崎「今日は本当に来て頂き、ありがとうございました。珍しい作品で、宣伝も配給もないんで、だから大胆なポスターができたりするんですけれど、できれば拡めて下さい。今日は短い時間だったのですが、また5人の脚本家であったり、今日も来てくれた俳優の皆さんを個別に呼んでトークをしたいと思うので、できればまたその時に来てください。僕の昔の映画もやっているので、できれば観て頂けたら嬉しいです。」