原作者・若杉公徳、ヤングマガジンで連載され人気を博し、2013年4月よりテレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化され、大きな話題を呼んだ「みんな!エスパーだよ!」が、園子温監督、染谷将太主演で『映画 みんな!エスパーだよ!』として、遂に9月4日(金)から全国公開となりました。

この度、公開を記念してTOHOシネマズ新宿にて舞台挨拶が開催。染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、安田顕ら主要キャスト、そして園子温監督が揃って登壇しました。ようやく公開を迎え、各キャストがそれぞれの想いを語る中、主演を務めた染谷は感慨深い様子で「2年前のドラマ版の時には、こうして映画化となり、劇場で皆さんに会えるなんて夢にも思わなかった」と喜びを口にしました。イベントでは、これまでテレビドラマシリーズ、スピンオフ特番、dTVオリジナルと様々な形で世間に話題を振りまいてきた『みんな!エスパーだよ!』が、いよいよ集大成となる映画版として公開され“旅立ちの日”を迎えたことから、「卒業」をテーマにトークを展開。卒業にふさわしく、「エスパーに関わってきて、一番●●だった思い出エピソード」を明かしました。また、卒業での外せない儀式として、池田エライザ&真野恵里菜が染谷将太着用ブレザーのボタン外しに挑戦!最後には染谷から「皆さんの応援次第では、今後また何かまたあるかもしれない」と続編への期待も感じさせるコメントで締めくくられ、場内は終始大興奮のままイベントは終了いたしました。

『映画 みんな!エスパーだよ!』公開記念舞台挨拶
【日程】9月5日(土)/【会場】TOHOシネマズ新宿
【登壇者】園子温監督、染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、安田顕

■遂に公開を迎えて
染谷:こんなに沢山の方が来てくれて嬉しいです。2年前のドラマ版の時には、こうして映画化となり、劇場で皆さんに会えるなんて夢にも思いませんでした。
池田:私も大人気シリーズの、しかも美由紀役として参加できたことが、夢のようです。
深水:頭をからっぽにして楽しんでいただければと思います。俺の裸を見てくに〜。
高橋:人生初のパンチラシーンもあるので、ぜひ私のシーンも楽しんでください!

■「エスパーに関わってきて、一番●●だった」思い出エピソードを披露!
染谷:「一番、悔しかった思い出エピソード」
今回の劇場版で女装をしたのですが、2年前のドラマでの女装のほうがかわいかったらしく、男性陣が「なんだか劣化したな」という反応で、女性キャストに気を使われたのが、ちょっと悔しかったです。
池田:「一番、頑張った思い出エピソード」
演技経験も少ない中、三河弁という方言が難しく、三河弁をマスターすべく、撮影の合間にも街に出て、生の三河弁を拾って自分のものにできるよう頑張りました!
真野:「一番、感動したエピソード」
2年前にハロプロを卒業して、最初の連ドラ出演が『みんな!エスパーだよ!』だったので、こうして初日を迎えられた今が、何より嬉しいし感動しています!
マキタ:「一番、この人個性的だなあと感じた思い出エピソード」
安田顕ですね。撮影後に皆で食事に行くときに誘っても全然来ないんですよ。よほどストイックにセリフの練習でもしていると思いきや、翌日調べたら一人で調べた美味しい店で食事していて。しかも自分のブログでかなりの熱量で食レポしているんですよ!
安田:豊橋は美味しいお店が多いのでしょうがないじゃないですか。あと、僕は個性がない人間ですよ。だからこそ、神楽坂さん演じる秋山の胸を凝視しても画になるんです。マキタさんみたいにどう見ても(胸を)覗きそうな人が見たら成立しないじゃないですか(笑)
深水:「一番、うれしかった思い出エピソード」
現場で嬉しかったことは、未使用のTENGAを持ち帰られたことですね(笑)。真面目なこと言うと、現場を離れても関係性が続いている、エスパーチームの皆と出会えたことですね。
柾木:「これだけは、みんなに一番伝えておきたいこと」
セリフも少ないですし、前髪で顔も隠れているので撮影中も気を抜いていると勘違いされがちですが、すごく本気で臨んでいたのでそこだけは分かってもらいたいです!
高橋:「一番カルチャーショックだった思い出」
TENGAの存在も知らなかったので驚きましたし、余ったTENGAを持って帰る人がいらっしゃるのも驚きでした(笑)
神楽坂:「一番、男ってバカだなあと思ったエピソード」
撮影の合間に男性陣が円を組んでみんなでお菓子食べている姿を見たときに、バカだなあというか可愛いなと感じました。
安田:「この人だけは本当に自由すぎてまとめられないなと感じた思い出エピソード」
撮影中、偶然虹が出た時に、監督が「撮影して!」ってことで急遽、そこにいたスタッフがそこにあったカメラを回したんですよ。そういう現場の自由さはかなりありましたね。ちなみに、男性陣ばかりふざけてたイメージを持っているかと思いますが、結構女性キャストの皆さんも自由に楽しくやってましたよ。
園監督:「撮影中、この人には一番厳しくしたぞという思い出エピソード」
エライザには「もっと感情出せ!ともっとやれるぞ!」って常に追い込んだのですが、バッチリやってくれました。

■池田エライザ&真野恵里菜が、染谷将太着用ブレザーのボタン外しに挑戦!
池田:ブチッといい音が出て、結構気持ちが良かったです!
真野:ボタンって普通もらうイメージだったので、自分から奪い取るのは少し複雑でしたね(笑)
染谷:意外と粛粛と行われましたね(笑)。でもさわやかな企画で楽しかったです。

■最後に
染谷:こんなに一生懸命馬鹿なことをしたのは、人生初だったのですが、それを続けたことで素敵な初日を迎えることができました。意味があったんだなと改めて実感しています。『みんな!エスパーだよ!』の「みんな」の部分は観に来てくれる皆さんも入っているので、ぜひ一緒に盛り上げてください!皆さん次第では、今後また何かまたあるかもしれないです。ちなみに、今日、本当は舞台上にマイク代わりにメガネを置いて退出しようと考えていたのですが、それはやめておきますね(笑)