映画『S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』綾野剛、向井理のアクションを絶賛!「すごいですよ、とにかく理がすごい」
映画『S −最後の警官− 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』公開直前納涼イベントが25日、都内にて行われた。この日、主演の向井理をはじめ、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、大森南朋、池内博之、平山浩行、高橋努ら総勢8名の豪華キャストが艶やかな浴衣姿で登場した。
原作は2009年より『ビッグコミック』(小学館刊)にて連載中の人気漫画。2014年に連続ドラマ化(平均視聴率14.2%、最高視聴率18.9%)し、約1年半の時を経てついに映画化。SAT(警視庁特殊部隊)の機動力とSIT(警視庁特殊犯捜査係)の捜査力を併せ持ち、国内全てを管轄とする警視庁直轄部隊のNPS(警視庁特殊急襲捜査班)メンバーが、国の未来、愛する人との未来を取り戻すための究極のミッションを遂行する姿を描く。
浴衣姿のファン350名を前に、向井は「すごいですね!皆さんありがとうございます。夏休みももう終わっちゃいますし、その最後に映画が公開されますので、ぜひそちらも楽しんでください」とにこやかにあいさつ。綾野も「すごいかわいらしいですね」とささやくとファンから黄色い声援を浴び、向井が「照れるなよ」とつっこむと照れ笑いをみせた。
公開を前に「あまり実感がない」という向井だが「ドラマ含め3年弱付き合ってきた作品なので、感慨深いものはありますね。迫力もありますし、壮大なスケールなので、アクションや隊員同士の結びつきであったり、それぞれのキャラクターにホロッとくるシーンもあるので」と本作の見どころをアピール。
また、アクションシーンに惹き付けられたファンも多いだけに、綾野は「すごいですよ、今回理がすごいです。現場で彼のアクションを見ていて、当たってるとこはしっかり当たってますし、すごい距離感でやってる。それをいとも簡単にやりながらも、感情をちゃんと繋いでいて」と向井の演技を絶賛していた。
一方、向井から「色っぽい」と絶賛されたアクションシーンについて、NPS隊長・香椎秀樹を演じる大森は「過酷でしたね、年も年なんで。動かないこともありますから、しっかりストレッチなどして撮影に臨みました。向井くんとかは一気にババッといけるんですけどね。非常にいいシーンになっていると思います」と笑顔を浮かべた。
イベントでは、ファンによるドラマシリーズ名シーンベスト3が発表された。
第3位に新垣扮するNPSスナイパー・林イルマが初登場する記念すべき回(第9話)が選ばれ「ありがとうございます!ラスト2話しか出ていないので、まさかランクインさせてもらえるとは」と驚きをみせた新垣だが「いいスパイスになれるよう頑張らねばというプレッシャーがありました。でも皆さん本当に暖かく迎えてくださって、楽しく撮影できました」と笑顔を浮かべた。
第2位はただの交番勤務だった向井扮する主人公の神御蔵一號が、激しい銃撃戦から負傷した警官を盾一つで救出に飛び込む第1話。3年前の自分に「若いですね〜」とつぶやきつつ「『誰も死なせない』というセリフが出てきたのはこのシーンからで、彼の信念を見せつけられるシーンでもあった」と振り返った。
そして第1位は綾野扮するSATの天才スナイパー・蘇我伊織が、犯罪者を憎む気持ちを、一號に明かすシーン(第5話)が選ばれた。綾野は「いやー重いですね。でも非常に嬉しいです」とにっこり。「神御蔵演じる理が、目を離さずにずっと寄り添ってちゃんと言葉を受けてくれたので、彼じゃなかったらこのシーンを作れなかったですね」と感無量の表情を浮かべていた。
最後に向井は「アクションシーンの銃撃シーンもドラマよりスケールが違いますし、すごくいい成長をしたなと自分でも思います。ほんとに命がけでみんな取り組んだ作品なので、多くの方に観ていただければ」と力強くアピールした。
映画『S −最後の警官− 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』は8月29日より全国ロードショー
(Report:小宮駿貴)