街一番の気難し屋でちょい悪オヤジのヴィンセントと、両親の離婚で早く大人になってしまったオリバーとの、“年の差“の友情を描いたヒューマンドラマ、映画『ヴィンセントが教えてくれたこと』(キノフィルムズ配給)がいよいよ9月4日(金)全国公開となります。

このたび、主人公ヴィンセントがやんちゃで元気なジジイ=やんジーであることから、「どこまでもジジイおしゃれでやんちゃがイイ」をコンセプトにした雑誌【MADURO】とのタイアップが実現し、今回、我こそはやんジー、またはやんジーに憧れる読者を対象にしたジジイだらけの異色試写会を開催いたしました。

【MADURO】新創刊の際にも巻頭グラビアを飾ったやんちゃジジイのお手本・俳優の岩城滉一がトークゲストとして登場、女優でタレントの河北麻友子がやんジーだらけの会場に華を添えました!
岸田さん、岩城さんが場内に呼び出されると、場内はわっという歓声。河北さんが登場すると「かわいいー」という歓声がわきあがり、場内は一気に熱くなりました。

■開催日 : 8月24日(月) 18:00〜18:30
■場所:スペースFS汐留 (東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F)
■登壇ゲスト: 岩城滉一(64) 河北麻友子(23) MADURO編集長・岸田一郎 司会: 高田雅子

まず、映画の感想について聞かれると、岩城さんは『主演のビル・マーレイ(以下:ビル)と同年代なんだけど、日本はこの作品のような年寄りの映画が少ないと思うからそこがいい。ビルの意地悪なジジィが変わっていく演技も凄く自然でかなり泣いてしまいました。』と絶賛のコメント。河北さんは『頭が痛くなるくらい泣いちゃいました。最初は笑えて後半は泣ける。ビルはお酒も飲むし、煙草も吸うし、ギャンブルもするけどなぜか親近感がわくんです。』と。岸田さんは『昔はビルのようなジジイはいたが、今の時代は少なくなってしまった。僕らはバブルを経験している世代だから、車・バイク・ワインなど楽しんで一番日本が元気だった時代を経験した世代。』とコメントし、ビルと同年代の自分と比較して語って頂きました。

また、やんちゃジジイのヴィンセントが大人の遊びを教えていることについて聞かれると、岩城さんは『子供の時はお酒やたばこをやってみなって勧められていた。今の時代は何でもやる前からダメということが多い。この作品ではビルが色々教えるけど、最後は子供が自ら考えて行動するのがよかった。』とコメント。
そして、これまでの一番のやんちゃエピソードは?と聞かれた岩城さんは、『そんなことここでは言えないよ!やばいよ!』とコメントし、簡単に発言できないほどのすごいエピソードがあることを想像させてくれました。
そんな2人のやんちゃぶりに、やんちゃジジイとのデート経験について聞かれた河北さんは、『デートはしたことないですが、経験豊かで美味しいお店も知っているし、いい車にも乗せてくれそうでデートが楽しそう!』と語り、やんちゃジジィとのデートに興味津々。また、本作でロシア人娼婦役を演じたナオミ・ワッツについて聞かれると『ナオミ・ワッツはきれいなイメージだったけど、すごくはまり役で改めてすごい女優だと思いました』と語りました。

さらに、いい女とはどんな女性?という質問に、岩城さんは『”自分にとっていい女”がいい女。みんなにとっていい女である必要はない!』と男らしいコメントをし、それに対して河北さんも『今すごく良い事言いましたね!』とすかさずコメント。
岸田さんは『いい女になるには、経験豊富なやんちゃジジィと付き合うべき!色々教えてもらってその後に自分の好きな若くていい男と付き合えば良い。』と若い女性にやんちゃジジイの良さを熱く語りました。
また、若さの秘訣について聞かれると、岩城さんは『ジムにも行ったことないし、食べ物にも気を付けたことないし、これまで生きてきて特別何かしたという事はない。これからも好きな事をやっていると思うがそれが良いのかもしれない。いまだにスノボしに行くけど、帰りにジーンズが入らないくらい足がパンパンにはれている。ジムなんか行くよりも楽しいし全然良いよ。』と若さの秘訣を語ってくれました。
岸田さんは『年をとってくると目標を持たなくてもよい世代になってくる。だから目標を立てることが大事だと思う。今、ぼくはピアノをやっていてその曲が弾けるようになることが目標です』と語った。