この度「秘密結社 鷹の爪」等の人気コンテンツを製作する株式会社ディー・エル・イーは、日本初のエンターテインメント型歴史学習イベントとして、国宝に指定された島根県松江市の「松江城」を使って戦国時代の城攻めをリアルに体感できる一大お城アミューズメントパーク「鷹の爪団のSHIROZEME」を2015年11月14日(土)に実施いたします。

 本日(8月19日)、「鷹の爪団のSHIROZEME」発表会といたしまして、島根県松江市・松江城天守閣前にて松浦正敬 松江市長、「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターで島根県出身の吉田くん、同作の監督であり松江観光大使のFROGMAN登壇の記者発表イベントを行いました。はじめに、陣幕が張られ戦国時代を彷彿とさせる荒々しいBGMが流れるステージに法螺貝の音で迎えられた松浦市長は、「皆の衆、大変暑いなか、大義でござる。現代の松江城主、松江市長の松浦正敬であります。」と戦国武将のような口ぶりで挨拶し、イベントの成功を祈願。続くFROGMANは、「何か城で出来ないかという想いは以前からありました。以前松江に住んでいた際に松江開府400年祭があり、その関係者の方々に自分の考えを話すと、先方も似たようなことを考えていらっしゃいました。そのときは何も出来ずに悔しい思いをしたのですが、一昨年に松江観光大使に任命され松江のプロモーションを仰せつかった際に具体的な案が出来上がりました。」と、このイベントを実施するに至った経緯を語り、さらに「島根県内1200のお城と連携して“SHIROZEME”が家族で楽しめるアクティビティになっていって、全国に広がり2020年のオリンピックイヤーに向けて城ネットワークが出来たらいいなと思います。」と今後の展望を明かしました。 

 また、この発表会では、“ご縁の国”として知られる松江市にスポットを当てた「ご縁企画」やカプコンの人気ゲームソフト「戦国BASARA」との期間限定コラボイベントなど関連企画の実施も明らかになりました。最後は、地元松江のサムライ魂を広める為に活動している「まつえ若武者隊」が甲冑姿や時代衣装で登場し、本物の戦さながらの攻城戦を模した殺陣のデモンストレーションを披露。会場をさらに盛り上げました。

 「実際の甲冑を身に纏い戦国時代さながらに実際に城を攻める」前代未聞の日本初エンターテインメント型歴史学習イベント「鷹の爪団のSHIROZEME」の参加可能人数は1,000名、ご参加にはチケットが必要となり料金は大人(中学生以上)5,000円、子供(小学生)3,500円です。チケットは、9/4(金)からイープラスにて販売します。その他、甲冑付きチケット等プレミアムチケットも発売する予定です。詳細は、公式HPをご参照ください。

 当日は、地産地消をテーマとしたマルシェを始め、武家屋敷や地域商店街など、周辺地域を周遊しながら丸一日楽しめる企画も盛りだくさん! 歴史が学べて城攻めをリアルに体感できる一大お城アミューズメントパーク「鷹の爪団のSHIROZEME」は、 全国各地、そして海外に向けて画期的な地域活性・文化財を地域の発展に結びつける新しい町おこしの形を提案します!

【松浦正敬 松江市長 ごあいさつ】
皆の衆、大儀である。現代の松江城主で、松江市長の松浦正敬である。
既に皆の衆も知っているはずじゃが、この松江城が国宝に指定され、非常にめでたいことである。
そこでじゃ、この国宝松江城を活用して、松江市と株式会社ディー・エル・イーが『鷹の爪団のSHIROZEME』を開催することにした。このイベントは、日本で初めてのエンターテインメント型の歴史学習として、本物の城を、リアルに体感できる一大アミューズメントパークにするというものじゃ。詳細は、隣におるFROGMAN殿が後ほど説明するが、このイベントの参加者は、甲冑を身に着けて、我が松江城を攻める足軽になりきり、様々なアトラクションに参加することができるそうじゃ。
見たり聞いたりするだけでは分からない松江城の特徴や築城当時の工夫・考え方を楽しみながら学ぶことができるのじゃ。さらに、国宝松江城だけではなく、堀川遊覧船や商店街など松江城周辺を周遊することで、飲食や買い物をしながら城下町の構造についても学ぶことのできる、あっぱれなイベントとなっておる。
イベント参加者だけではなく、市民や観光客も楽しめるステージイベントや体験ブース、特産品のマルシェなども用意するので、多くの人に参加してもらい、国宝松江城やその周辺の魅力を知ってもらえればと思っておる。
さらには、『鷹の爪団のSHIROZEME』は、城という文化財の新しい活用方法であり、外国人観光客の誘客に対しても非常に効果のあるイベントじゃ。このイベントをきっかけに、他の城とも連携することで、国内外からの更なる観光誘客に繋がればと思っておる。
最後になるが、11月14日に開催する『鷹の爪団のSHIROZEME』の成功に向けて、引き続き、FROGMAN殿をはじめとしたディー・エル・イーや関係者からの協力をお願い申し上げる。

【FROGMAN ごあいさつ】
皆さんこんにちは、わたくし「秘密結社 鷹の爪」というアニメの脚本から声優まで全てやっているFROGMANと申します。実は私はこの松江に足掛け3年住んでいた時期がありました。まだ家は松江にあり、ちゃんと固定資産税は納めていますので、松江市に口を出す権利はあるということで、今回松江市に「鷹の爪団のSHIROZEME」という企画をご注進申し上げました。
私が所属するDLEという会社はアニメ会社ではあるのですが、先般東京ガールズコレクションの商標を買い取りました。アニメだけではなく、より日本の文化やエンターテイメント、コミュニケーション、ファッション等をコンテンツ化して海外に発信することを目指しております。その中でもこの「鷹の爪団のSHIROZEME」は歴史分野でのクールジャパンを発信する上でのひとつの目玉と考えております。
 わたしは個人的にお城が大好きで、幼き頃からお城通いなんかもしておりました。この松江に来たときもよく松江城に来ていたのですが、この松江城で何かできないかと考えていた折、松江開府400年祭の関係者のある方が「子供の頃は良く松江城でチャンバラごっこをしていたよ」と言われて本物のお城でチャンバラをやるなんてものすごく贅沢なことだなと思いました。松江の方々はそんなことは思っていなかった。江戸ではそんなことは出来ないので、どうせやるなら門戸を大きく開きたいということで今回のイベントをこれより遂行させて頂きたいと思います。
 おそらく世界初でもある国宝の本物の城を使った城攻めをやれるのは、松江市の懐の広さがあってこそですね。本日は宜しくお願い致します。

【FROGMANへの質問】
■このイベントの魅力はなんでしょうか?
国宝のお城ということですね!国宝天守閣松江城をバックに老若男女がサムライごっこができるという点に尽きるとおもいます。
また、外国人の方が日本に来てがっかりするのは、サムライがいない、サムライ体験ができない、ということだと思うのですが、その受け皿を作るのが大きなポイントだと思っています。

■首都圏プロモーション&ご縁企画
首都圏プロモーションは2013年から取り組んでおります。私も松江観光大使として松江市のプロモーションを手伝わせて頂いております。
現在「吉田の松江大作戦」というWEBサイトが立ち上がっていてそこで観光スポットの説明をしています。
松江といえば、隣の市の出雲大社を始めとして、八重垣神社などご縁の神様が集まることで非常に有名なところなのですが、今年は松江出身の風水芸人の出雲阿国さんを起用して、松江を風水の視点からみてご縁スポットを紹介する動画を作り、現在配信しております。
さらに、この城の企画では島根県とも協力しています。県内には1200以上の山城(やまじろ)がありまして、それらを紹介する「吉田くんが行く!島根の山城」という連載コラムが本日18時からスタート致します。

イベント名:日本初!エンターテイメント型攻城戦ツアー!!「鷹の爪団のSHIROZEME」
開催時期:2015年11月14日(土)※時間10:00〜17:00、開会宣言11:30〜(メインステージ)
開催場所:松江城および周辺施設と周辺エリア
参加人数:イベント参加者 1,000人  一般来場者 20,000人(※想定)
参加料:1DAYパス(イベント参加者) 大人(中学生以上)5,000円、小学生3,500円