映画『ジュラシック・ワールド』大ヒット公開記念イベントが11日、TOHOシネマズ六本木にて行われた。この日、日本語吹替え版声優で主役のオーウェン役を演じた玉木宏、恐竜に襲われる兄弟の弟グレイ役を演じた松岡茉優が涼やかな浴衣姿で登場した。

ハリウッド最高のヒットメーカーであるスティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めたシリーズ最新作。日本に先駆け世界中で公開され、『アバター』『タイタニック』に次ぐ全世界歴代興行収入第3位となり、歴代の映画史記録を次々と塗り替え、社会現象となっている『ジュラシック・ワールド』

クリス・プラット演じる恐竜調教師・オーウェンの吹き替えを担当した玉木は「この全世界でヒットした作品に、50%くらい関わることが出来て嬉しく思います。2018年に続編の撮影に入るというニュースを見まして、そこで100%出られたら嬉しいなというしたたかな思いがありますが」と笑みを浮かべた。
リンゴ模様にパイナップルの帯を締めた浴衣姿で登場した松岡は「草食竜に食われるイメージ。生身は肉体なので、草食からも肉食からも好かれる私です」と恐竜に“食べられたい”願望を明かし、笑いをとった。

吹き替えに挑戦した感想を聞かれた玉木は「恐竜の調教師って想像するしかないので、力強くもありちょっと優しくっていう思いでやりました。突然のラブシーンには驚いてしまって、どういうテンションでやったらいいか分からなくなった時もありましたが、そこも洋画ならではの見どころではないかと思います」と振り返った。
さらに実際に行ってみたいテーマパークは「ほんとにジュラシック・ワールドのようなところがあるなら行ってみたいですね」と話す玉木だが、「逆に行ってみたくないのはケニアで、フラミンゴが何百万頭集まってくるところ。フラミンゴの全てがダメです。足の細さとミョウガみたいな形が…」と告白。「ピンクなのは藻を食べてるからで、元は白いんですよ」と博識な一面もみせた。

パークに訪れる少年・グレイ役の松岡は「クライマックスは涙なしでは観れない作品です。ファンの方はもちろん、ジュラシックシリーズを初めて観る方も、恐竜たちがたくさん出てきて、わくわくドキドキハラハラで迫力満点だと思うのでぜひ楽しんでください」とアピールし、玉木も「とても夢のある作品です。日本の海はサメが出たりと危ないことがある時期ですので、涼しくて安全なテーマパークで楽しんでいただけたらと思います」と笑顔を浮かべた。

イベントでは本作に登場するハイブリッド種の恐竜にちなみ、玉木と松岡が自作の恐竜をイラストで披露。さらに、来場者へ“大ヒット御礼大入り袋”をサプライズでプレゼントし、会場を沸かせた。

映画『ジュラシック・ワールド』は大ヒット公開中

(Report:小宮駿貴)