平成の美輪明宏を目指すGENKINGが登壇、新時代のラブストーリー、映画『彼は秘密の女ともだち』に共感!
本日、テレビで見ない日はない程の人気絶頂のユニセックス系タレント、GENKINGさんをゲストに迎え、現在公開中のフランソワ・オゾン監督最新作『彼は秘密の女ともだち』のトークショーを行いました。
◆ 日時: 2015年8月10日(月)13:50の回・本編上映後
◆ 場所: シネスイッチ銀座 (東京都中央区銀座4−4−5 旗ビル)
◆ 登壇ゲスト: GENKING (年齢非公開)
<トークイベント概要>
司会:TVでお見かけしない日はないないですね、インスタのフォロアー数が49万人と大人気ですね
GENKING(以下G):うれしいです。1日3000人から4000人ぐらいは見てくださってます。ウレピッピ。
司会:女性でも横に立つのが嫌になるぐらい美しいですね。性別を超越したタレントを目指されているとのことですが。
G:平成の美輪明宏さんになりたいです。男とか女とかオカマとか性別を越えて、綺麗なものは綺麗。
司会:美しくなりたいと思ったきっかけはなんですか?
G:小学生の頃から洋服を買いに行ったり、昔からかわいいものとか綺麗なものが大好きでした。物心ついたときからですね。生まれ持ってきたものです。
司会:この映画の中で、ダヴィッドという男性は妻が亡くなってから綺麗になりたいと思い、女装を始めましたよね。
G:ちょっとびっくりしました。きっかけはそれぞれですね。
司会:性別を超越して美輪さんみたいになりたいとのことでしたが、どこに惹かれますか?
G:19歳の時にすごい失恋をして、2年ぐらい引きずってしまって、引きこもりになりました。
その時に初めて美輪さんの本を読んで、すごいなと尊敬するようになって。
美輪さんのことを誰も「オネエタレント」って言わないじゃないですか、僕も「GENKING」って言われたいです。
司会:なんと美輪さんからも本作にコメントが寄せられています。コメントを紹介しますね。
「綾の糸のように複雑難解な人間の愛情心理を見事な包丁さばきで楽しく観せる監督の腕前に乾杯。これぞフランスのエスプリ!!」です。さすがですね。GENKINGさんは、この映画を観ていかがでしたか
G:僕は新時代のラブストーリーだなと思いました。もっとこうゆう映画が日常に溢れたらいいなと。男と女の恋愛は当たりですが、固定観念に縛られるのが小さいころか本当に苦手でした。いろんな方に観てもらいたいですね。
司会:GENKINGさんからも本作へのコメントを書いていただきました。発表お願いいたします。
G:「恋愛や友達に性は関係ない、人としてどうかが大事!」本当にそう思います。
司会:GENKINGUさんは女性で素敵な方がいればお付き合いするし、男性ともお付き合いをされるということで
カテゴライズせずにお付き合いするとのことでしたが、好みの男性芸能人と女性芸能人を教えてください。妄想で構わないので。
G:芸能人では男性は(市川)海老蔵さん!顔が好きです。女だったらLiLiCoさんとか。男っぽくてサバサバしてる感じの女性が好き。タイプの男性はゴリラみたいな人で典型的なイケメンが苦手。とにかくサバサバ。自然と仕事が大好き!みたいな人がいいです。
司会:意外ですね(笑)
G:やーよ!
司会:最後にこれから映画を観る人にメッセージを。
G:共感できることが多い作品でした。女の子はすごく買い物が好きだし、僕自身も大好き。一緒に買い物をするのも楽しいですよね。クラブに行ってかわいい子に「キャーキャー!」言ったりとか、色々と共感できるなと。
この映画を観ることによって、少しでも「ユニセックス」という考え方を理解してほしいし、色々な恋愛のかたちを認めて、フリーな考え方になってほしいな。