映画『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』ジャパンプレミアが3日、TOHOシネマズ新宿前・歌舞伎町セントラルロードにて開催された。昨年6月の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』以来、約1年1ヶ月ぶりの来日となったトム・クルーズが、レッドカーペット会場に集まったファン500名の声援に2時間をかけて親身に応え、本作のメガホンを取ったクリストファー・マッカリー監督、ブライアン・バーク プロデューサーとともに出席。さらに、サムライギタリスト・MIYAVIがテーマ曲をアレンジし手掛けた『Mission Impossible Theme』を生披露し、会場を沸かせた。

『ミッション:インポッシブル』シリーズ5本目となる最新作は、手に汗握る大迫力の飛行機アクション、超高速バイクチェイス、さらに息継ぎなしで6分以上の潜水アクションなど、トム・クルーズの命がけの生身スタントが話題を呼び、シリーズ最高の世界的大ヒットを記録している。超敏腕スパイ:イーサン・ハント率いるIMFは謎の多国籍スパイ“シンジケート”の暗躍により、またしても解体の窮地に追い込まれる。誰が敵か味方かわからない中、繰り広げられる究極の諜報バトルを描く。

21回目の来日を果たしたトムは「日本に来ることは本当に名誉なこと。今回『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』という素敵な作品を、皆さんのために携えてきました。この暑い中から抜けて、はやく映画館の涼しいところで楽しんでほしいね。次の来日を楽しみにしているよ!」と笑顔をみせた。
マッカリー監督は、トムと初タッグを組んだ『アウトロー』以来2度目の来日に「日本に来れて、また東京に戻って来れてとても嬉しいよ」とあいさつし、MIYAVIの演奏に「伝説的だよ。素晴らしい演奏だった」と拍手を送り、トムも「ものすごくクールでかっこいいね。素晴らしい才能だよ」と絶賛していた。
MIYAVIは「不可能と思えるミッションを与えられて、映画音楽として有名な作品に携わるとこが出来て嬉しい」と感無量の表情を浮かべた。
さらにアンジェリーナ・ジョリー監督作『アンブロークン』に出演し、俳優としても活躍していることを振り返りつつ、本作の感想を「楽しませていただきました。トムの挑戦し続ける姿勢、僕もミュージシャンとしてずっと挑戦していきたいと思っているので、すごく刺激を受けました」と今後の活躍に期待を込めた。

最後にトムは「ドラマ、そしてキャラクターが見所だよ。不可能と思えるような危険なアクションもあるし、夏のポップコーンを食べながら観る娯楽作品なんだ。ユーモアもたっぷりだからぜひ観てほしいね」と笑顔でアピールした。

レッドカーペットイベントでは、日本を代表するYou Tuberのはじめしゃちょー、MEGWIN、バイリンガールちか、ミカエラに加え、Daichiがヒューマン・ビート・ボックスを生披露。さらに秋元梢、ピース綾部、宮城舞、叶美香、宝塚歌劇団・宙組の男役トップスター 朝夏まなと、トム・クルーズの吹き替えを担当している声優の森川智之ら豪華キャストが会場を盛り上げた。

映画『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』は8月7日より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)