9月11日(金)全国公開のマシュー・ヴォーン監督(『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)最新作、コリン・ファース主演のスパイアクション映画『キングスマン』(配給:KADOKAWA)におきまして、7月29日(水)に映画原作コミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」が発売となります。
『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で世界中の映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督の最新作は、常識を覆す、誰も見たことのない全編キレッキレの超過激スパイアクション!全世界で4億ドルのメガヒットを記録し、続編制作の話も早々に浮上。日本でも9月の公開を待ち望む声が続々と挙がっております。

このたび、7月29日(木)に本作一般初公開となる先行試写会にて、アートディレクター・ライターの高橋ヨシキ、脚本家・映画監督の中野貴雄、ドキュメンタリー監督の松江哲明が登壇してトークショーイベントを実施いたしました。

『キングスマン』 先行試写会トークショーイベント 概要
【日時】 7月29日(木)  
【場所】 角川試写室
【登壇者】 高橋ヨシキ、中野貴雄、松江哲明 
【司会】 奥浜レイラ *敬称略

登壇するやいなや本作を「素晴らしい映画ですよ(笑)」と語る高橋は「特に教会のシーンが最高でしたね!金持ちが全員ああなっちゃうのなんて最高ですよね(笑)」と本作でも注目の“あるシーン”をベタ褒め。
松江は「原作のマーク・ミラーは『ウォンテッド』の頃からあのやりすぎで容赦無いところが好きなんですよ!(笑)、最近007などスパイ映画がシリアスになってきている印象の中、久々にぶっ飛んだスパイ映画でした!」と、大満足で感想を述べた。
続いて司会から「作品の好きなシーン」を問われると三人は声を揃えて「ガゼルでしょ!」と、「キングスマン」の敵ヴァレンタインの側近、義足に刃のついた最凶美女を指した。
中野は「スパイ映画ものというのは必ず最終的にグラマーな美女がキーになるけど、この作品は全然関係ないところが面白い。『007 ゴールドフィンガー』のオッドジョブみたいな怪人の立ち位置で(笑)」と本作独特の面白さについて分析。さらに「この映画の何に気合が入っているかというと、このスーツをフェチっぽく撮るところですよ(笑)」と語った。
また、松江はガゼルのほかに教会のシーンを挙げ「ああいうアクションはあったけど、あの画角の狭い感じでワンショットのようにして撮っているところが今っぽくてかっこいいな〜と思いました」と監督ならではの目線で語り、高橋も「激しいシーンの時に流す音楽のセンスが面白い!」と次々とお気に入りのシーンが飛び交った。

最後に本作の公開を楽しみにする『キングスマン』ファンに向けて高橋は「すごく楽しい映画です!音楽に合わせた激しいアクションシーンは、ミュージックビデオ的に何回観ても楽しいので、僕も映画館でまた観ようと思います。みなさんも是非また映画館で!」とコメント。中野は「今年一番面白かったんですよ!(笑)この映画みたいに、格好いいスパイものでトンチのきいた映画が流行るといいなと思います!」と、絶賛。松江は「今テレビを観てすごいムカムカしている人とかは、映画館でしか見れないこういう作品を観てスカッとして大いに笑って頂ければ!映画の中くらいざまあみろと思いたいものですね(笑)」と、コメントし会場を沸かし、特濃ゲストを迎えた『キングスマン』先行試写会トークショーイベントを終えました。