昨日、近年、女優&プロデューサーとして、目覚ましい活躍をみせているリース・ウィーザー・スプーンがどうしても演じたかったという並々ならぬ情熱を捧げた『わたしに会うまでの 1600 キロ』の公開を記念し、FOXサーチライトファン感謝祭・超先行試写会を開催、上映後にトークイベントを行いました。

■日時:7月22日(水)21:00〜21:30
■会場:20世紀フォックス映画試写室 (東京都六本木3-16-33 青葉六本木ビル別棟1F)
■登壇者:石川三千花さん(イラストレーター)清藤秀人さん(映画ライター/コメンテーター)MC:20世紀フォックス映画 平山氏

今回は、サーチライト公式SNS告知でファンを募り、公開前の作品をいち早く観てもらい作品の良さを広めようという初めての企画。
たった1人で 3 か月間、アメリカ西海岸を南北に縦断する自然歩道パシフィック・クレスト・トレイルという1600 キロの過酷なコースを踏破し、どん底の日々からベストセラー作家へと人生をリセットした女性の感動の実話『わたしに会うまでの 1600 キロ』が上映された。

トークゲストに迎えられた、石川三千花さん、清藤秀人さんが主人公顔負けの大きなバックパックを背負って登場!近年、女優&プロデューサーとして、目覚ましい活躍をみせているリース・ウィーザー・スプーンがどうしても演じたかったという並々ならぬ情熱を捧げた本作について石川さんは、「彼女は強かったね。
母の存在の大きさを感じたし、いろんなことを乗り越えようと、無謀だけどやってみる。リース自身も今までは優等生でかわいいロマコメキャラだったけど、40 歳を前にして、メグ・ライアンになっちゃいかんって思ったんだろうね!」という石川節に会場からは笑い声が。

清藤さんは、「ジャン=マルク・ヴァレ監督の演出で、撮影中は一切鏡を彼女に見せなかったそうです。自分を客観視できないまま演じ続けた女優根性がすごい!どれだけ自分がちっぽけなものか、自然と対峙することで思い知る。彼女は私生活でも夫と離婚したり色々あったから、この映画はリースそのもの。彼女にとっても転機になる作品だったんじゃないでしょうか。人生をリセットしたいときは後で考えたら無謀だと思うこともあるかもしれないけどやってみるべき!」石川さんは「飛び込んでいく強い意志さえあれば、いつでも自分は変えられる」と本作からのメッセージを熱く語った。
そして、今後のサーチライト作品で公開決定している2作品の予告編が上映された。ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイのスタジオとしては初のドキュメンタリー『He Named Me Malala(原題)』(2015年公開)。もう1本は、2012年に公開されたジュディ・デンチ、マギー・スミスら大物俳優たちがおりなすヒット作の第2弾『マリーゴールド・ホテルで会いましょう 2(仮題)』 (2016年公開)だ。
それぞれ「マララさんはメディアにつくられたアイコンというイメージもあるが、そのバックグラウンドが描かれるということは興味深い!」「イギリスのおばさんたちの間にリチャード・ギアが入って、どれだけエグく盛り上がるのかに注目!(笑)ロケーションムービーとしてパワーアップしている!」と今後のサーチライト公開作品に期待の声を寄せた。