映画『ミニオンズ』巨大バルーン除幕式が26日、新宿ステーションスクエアにて行われ、“大のバナナ好き”で知られるガッツ石松が出席し、多くの人が行き交う新宿駅前でバナナの無料配布も敢行した。

夏の炎天下の中、ミニオンとお揃いの大きなオーバーオール姿でバナナを頬張りながら登場したガッツは「郷ひろみだね。アッチッチ」とボケをかまし「このバナナは3日後くらいが食べごろ」と愚痴をこぼすも「バナナはね、暑さ防止にいいんです。皆さんバナナを買うときは、皮にポツポツとできている“シュガースポット”があるのが食べごろなんです」とアピールした。
本作で大活躍する(左から)スチュアート、ケビン、ボブらミニオンの巨大バルーンを前に、「ここまでデカいとね、こういうデカい動物いるんだろうね!どっかには」と独特のガッツ節に笑いが起こった。
また、本作の重要なメッセージでもある『夢は、願えばきっと叶う!』にちなみ、ボクシング世界チャンピオンになる夢を叶えたガッツに、いまの夢を聞いてみると「ないですね。一つのことを極めるには、人にはわからない苦労がありますからね。昔のような苦労はしたくないんでね、あまり大きな夢は持たずに、その日その日をのんびり過ごすことがいまの夢ですね」としみじみ。
さらに、「還暦を6年過ぎた」と話すガッツは「普通なら66歳っておじいちゃんだよ。だから健康にその日を過ごしたいって思うよね。あまり難しいことを考えず、思うように生きれたらいいんじゃないのかな」と心境を明かした。
最後にガッツは「私はあまり『ミニオンズ』の内容を把握しておりません(笑)けど、前作の大ヒットに続き今回は第二弾ですから、こうご期待して観ていただきたい」と笑顔で締めくくった。

『怪盗グルー』シリーズで暴れ回った、バナナ好きの黄色いキャラクター・ミニオンたちを主人公にした本作は、地球創世記から怪盗グルーに出会うまでの“最強最悪”のボスを探して世界中を旅するミニオンたちの冒険を描く。
日本語吹き替え版は、天海祐希、バナナマン、宮野真守、笑福亭鶴瓶、真田広之ら豪華キャストが担当している。

映画『ミニオンズ』は7月31日より全国ロードショー
ミニオン巨大バルーンは7月30日まで、新宿ステーションスクエアで公開中

(Report:小宮駿貴)