映画『日本のいちばん長い日』 (8月8日公開/アスミック・エース、松竹配給)は、昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクションを、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人監督が完全映画化。太平洋戦争終戦の舞台裏では何が行われていたのか? 日本の未来を信じ、今日の平和の礎を築くため、身を挺し闘った人々の物語に挑みます。ベテランから、躍進目覚ましい若手俳優まで、今の日本映画界を代表するキャストの豪華競演が実現しました。すべての日本人に伝えたい、戦後70 年の壮大な記念碑となる感動作が、ここに誕生しました。

このたび、7月17日(金)に主演の役所広司、原田眞人監督が広島平和記念公園を訪れ、慰霊碑に献花をされました。

『日本のいちばん長い日』 広島・平和記念公園献花 概要
【日時】 7月17日(金)  
【場所】 広島・平和記念公園
【登壇者】 役所広司(59)、原田眞人(66) *敬称略

台風11号が近づき、四国から岡山へ上陸する悪天候の中、奇跡的にもこの日の広島は雨もほとんど降らず風も弱まり、危ぶまれた慰霊碑への献花でしたが神妙な面持ちで無事に献花を終えました。
その後、会見場へ移動し取材がはじまると役所は「昨日の天気予報のニュースを見ていて、今日は(台風の影響で取材が少なくなり)楽になるかもしれないな、と思っていました(笑)」とコメントし、緊張張り詰めた会場に集まったメディアを笑わせ、リラックスした様子で取材をすすめた。
また、「早朝からの新幹線の中で、激しくなる雨風に暗い気持ちになっていた」と語る原田監督は、「広島駅に着いた時に見えた青空に、この作品には奇跡的な力が働いているのではないか」と、発言した。