2009年10月号(創刊号)の「別冊少年マガジン」にて連載が開始されるや否や、その圧倒的なスケールと世界観、壮大且つ予測不能なストーリー展開が世界中に衝撃を与え、全世界累計発行部数がついに5000万部を突破した超大ヒットコミック『進撃の巨人』(諫山創/講談社刊)。実写化不可能と言われたこの怪物原作を、樋口真嗣監督をはじめとする、日本映画界・アニメ界・特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフの手により映画化。去る7/2には、撮影クランクインの地ともなった長崎県軍艦島(瑞島)にて前代未聞の完成報告会見を行い、世界文化遺産登録を目前に大きな話題となりました。

いよいよ進撃を開始したこの超話題作『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』ですが、8/1の日本での公開を前に、早くも全世界63の国と地域での配給が決定しました!世界中の「進撃」ファンが公開を待ちわびる中、世界最速となる記念すべきワールドプレミアを、現地時間7/14(日本時間で7/15)、アメリカ・ロサンゼルスで行いました! 映画の都ハリウッドの中でも、伝統と格式のあるエジプシャンシアターでの開催。
主人公・エレン役の三浦春馬、ヒロイン・ミカサ役の水原希子、そして本作のメガホンをとった樋口真嗣監督の3名が、ネオンサイン輝く華やかなハリウッド・ブルーバード通りに降り立ちます!
エジプシャンシアターへと続く華やかなレッドカーペットアライバル、そして記念すべきプレミア上映を、アメリカの「進撃」ファンとともに、監督・キャストが一緒に鑑賞!CG全盛のアメリカ映画を観なれた観客に対し、日本映画界が決死の覚悟で挑んだ新時代の映像表現。上映終了後には、映画の本場ハリウッドの映画ファンからもスタンディングオベーションで受け入れられ、全世界へ向けて、まさに快進撃のスタートとなりました!
日本発のエンターテインメントを見せつける、緊張と興奮の入り混じったワールドプレミアとなりました!!

【イベント概況】
7月12日(日) コミコン @サンディエゴ
ワールドプレミアに先駆けて、現地時間7月12日(日)に樋口監督のみコミコンに参加。
「スターウォーズ」、「ウォーキングデッド」などのハリウッドを代表するブースが盛況を見せる中、『進撃の巨人』ブースでは、300名もの観客にサインをし続ける監督の姿が見受けられました。

7月14日(火) ワールドプレミア @ロサンゼルス
【上映前舞台挨拶】
 レッドカーペットイベントの後に上映前舞台挨拶を実施。本場ハリウッドの観客に見つめられる中、緊張と興奮の面持ちながら、それぞれの想いを英語で語る舞台挨拶となりました。

≪三浦春馬コメント(すべて英語で)≫
みなさんこんにちは。三浦春馬です。今日はここへ来られてとても光栄です。こうやって皆さんの前に立てることをとても嬉しく思っています。本当に素晴らしい光景です。「進撃の巨人」は日本で絶大な人気を誇る漫画です。出演が決まった時に(大人気のシリーズの)主役ということで、かなりのプレッシャーを感じていましたし、スタッフもキャストもこの映画に人生を捧げました。みんなで精魂込めて作った作品ですので、是非お楽しみください。特殊効果や映像や音楽が皆さんに記憶に残ることを祈っています。どうもありがとうございます。

≪水原希子コメント(すべて英語で)≫
皆さんこんばんは。希子です。今夜はようこそいらっしゃいました。こうしてL.Aに来ることができてとてもわくわくしています。正直言うと、ハリウッドでのプレミアということで、すこしドキドキしています。特に私が演じるミカサ役は女性キャラクターの中でも一番人気のあるキャラクターで、複雑で、素晴らしい女性なので、(皆さんにお見せするのは)緊張します。でも演じていてものすごく楽しかったです。(原作の)魅力を十分に引き出せていると良いのですが!この映画がとにかく大好きです!完成品を観たときは本当に感動しましたし、特殊効果も圧巻でした!だからこれから観る皆さんもきっと大好きになると思います。今日は本当にありがとう!是非映画を楽しんでください。

≪樋口真嗣監督コメント≫
Hello everybody, thank you for coming. My name is Shinji Higuchi, Director of “Attack on Titan”.
Actually… I forgot my English. I did not think anything… no idea. Please, translator. ありがとうございます。あのー、あの、I can’t speak Japanese.
こんなに「進撃の巨人」を愛している人たちがいっぱいいて、非常に嬉しいです。そんな皆さんと一緒に…実は皆さんが初めての一般のお客さんです。日本でもまだ一般のお客さんには観せていません。皆さんと一緒に観られることを本当に誇らしく思います。

【上映後舞台挨拶】
 上映後の興奮冷めやらぬ劇場からスタンディングオベーションで受け入れられ、笑顔を見せた3名。ほっとした様子でそれぞれコメントを述べ、時折目を潤ませながら、観客の声援に応えました。

≪三浦春馬コメント≫
皆さんと一緒に映画をみて、そして、こうして温かく迎え入れて頂いていることにとても感動しています。
撮影中は、僕だけじゃなく、スタッフ一同、本当に大変な日々を送っていので、こうして映画の本場ハリウッドの皆さんに評価していただけて、とても嬉しく思います。上映中、何度か泣きそうになりました。
ここハリウッドの皆さんの反応をみて、日本の皆さんにも、楽しんで頂ける作品になっていると確信しました。日本の皆さんにも早く観させたいです。是非、待っていてください!

≪水原希子コメント≫
(スタンディングオベーションを受けて)もう言葉が出てこないくらい、感動しています。
自分が、こんなに感動するタイプではないと思っていたので、そんな自分にも驚いているし、今日は、最高の日になりました!本当に一生懸命、そして過酷な撮影をしてきてよかったと感じています。
これからも、人に感動を届けられるような作品にしっかり参加していきたいと思いました。

≪樋口真嗣監督コメント≫
実は、ここロサンゼルスでワールドプレミア上映をする意図がよくわかっていなかったんですが(笑)、いま、皆さんの歓声をいただいて、ようやく、ここでワールドプレミアをする意味がわかったような気がします。
進撃の大ファンであり、映画を楽しむことをよく知っている皆さんの反応が素晴らしかったし、とても嬉しく思っています。

【上映後の観客の反応】
〈カール・ウェザース(プレミアの招待客として来場)〉
とにかく巨人が怖かった!俺が映画の中で戦ってきた人たちとは比べようがないね!
巨人に遭遇したら一目散に逃げるよ!

〈一般の観客〉
・Amazing!!
・怖かった〜!
・キャストが非常に良かった!
・ハリウッドに引けをとらないスケール感だった!!

エジプシャンシアター
会場となったエジプシャンシアターは1922年に建築された、ハリウッド映画史では歴史も古く、アカデミー賞授賞式が行われていることで有名なチャイニーズシアターと同じ興行師、シド・グローマンによって建設され、ハリウッドの映画産業を支えてきた映画館です。

カール・ウェザース
1976年公開の映画『ロッキー』で、無敵のヘビー級チャンピオンであるアポロ・クリードを演じた。ウェザースの演技と身体能力は高く評価され、『ロッキー4/炎の友情』(1985年)で壮絶な最後を遂げるまでの以後3本の続編において、主人公のライバルにして親友という重要な役どころを演じきった。
1987年の映画『プレデター』では、ディロン訳でアーノルド・シュワルツェネッガーとも共演。