映画『ロマンス』8月29日(土)公開を記念し、主演の大島優子さんによる車内アナウンスイベントが行われた。
ロマンスカーアテンダント“鉢子”を演じた大島優子さんが、劇中にて着用した制服に身を包み、アテンダント姿をマスコミに初披露した!

■日時:7月15日(水)
■場所:小田急電鉄喜多見電車基地(東京都世田谷区喜多見9丁目)
■登壇者:
大島優子、大倉孝二、タナダユキ監督

−−18日よりロマンスカーの車内アナウンスが流れるわけですが、実際に聞かれてみて感想を。
大島優子:
恥ずかしいです。作品の中で役の鉢子としてはアナウンスはしているのですが、大島優子として車内アナウンスは、ちょっと聞いてみると恥ずかしいですね。
ロマンスカーで旅をする方に聞いて頂いて、その足で劇場に来る気持ちになって頂ければ嬉しいですね。

ーー久しぶりにアテンダントの制服を着てどうですか?
大島優子:
本当に久しぶりなので、着ると背筋がシャッキっとするんですよ、そして鉢子に戻ってきたような居心地の良い感覚になりますね。
撮影中は、ずーと居心地が良かったです。

ーー今までいろんな衣装を着てきたと思いますが、ロマンスカーのアテンダントはちょっと気分は違いますか?
大島優子:
ロマンスカーは好きなんですが、アテンダントまでは気にはしてなかったので、そこに着目するのは、さすが、タナダユキ監督だなと思いました。

ーー大倉孝二さんも今日は、撮影の衣装で来て頂きましたが、気持ちはどうですか?
大倉孝二:
私もこの衣装を着て撮影していた時間が長いので、とても充実していましたね。大島さんがこの衣装の時は走って追いかけられていたので、とても足が早いなぁと。追いかけられた苦い思い出ですね。

ーーアテンダント仕事を演じてみての思い出は?
大島優子:
生半可な気持ちでは出来ない仕事だなと感じました。列車が動いていて、カートが60キロあって、走っている中で移動するってとても大変でした。
言葉遣いや礼儀なども学びました。大人の女性としてためになると思いました。

ーー監督から見て、大島さんのアテンダント仕事はどうでしたか?
タナダユキ:
実際にやってみて、プロの方が大島さんの飲み込みが早いとびっくりしていました。
私も列車が動いていないときにカートを押してみましたが、大変で、それを走っている車内で動かしている大島さんは、うまかったです。

ーー最後に
大島優子:
ロマンスカーに乗って箱根の景勝地を思い出と共に照らし合わせながら、そして自分が何か歯がゆいもの感じながら、そこで小さな光を見つけようとして旅をする内容です。大きく背中を押してもらっているわけじゃないですが、背中にちょっと手をそえてくれるような、そんなほっこりとした作品です。

大島優子さんによる車内アナウンスは、7月18日から9月6日までロマンスカー
※アテンダントが乗務している列車になります。(運行状況によって実施しない場合もあります)

(Report:Yasuhiro Togawa)