全国46の劇場にて好スタートを記録した『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』。
7月10日(金)初日と、11日(土)の二日間にわたり、北は北海道、南は九州まで、全国17会場 で全24回の舞台挨拶を行いました。

地方をラウンドした11日には、メンバーたちから、主題歌「悲しみの忘れ方」のアカペラ披露というファンとっては最高のサプライズもあり、会場は大いに盛り上がりました。

主題歌「悲しみの忘れ方」は、本作のために新たに秋元康総合プロデューサーが書き下ろした歌詞で、メンバーらは「私たち乃木坂46のメンバーの気持ちを詩にしていただいた」と話し、これから行われる夏の全国ツアーでも披露することを告白し、「今日は一緒に歌って、夏のツアーまでに覚えてほしい」と提案して、アカペラでの歌披露となった。

また、大阪出身の西野七瀬、秋田出身の生駒里奈、北海道出身の橋本奈々未ら、地方出身者たちにとっては、地元への凱旋舞台挨拶ということもあり、メンバー、ファンが一体となり、各会場温かいムードに包まれていました。

『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』公開記念舞台挨拶
【日時】7月11日(日)
【会場】全国17会場 (全24回)
◆橋本奈々未、桜井玲香、齋藤飛鳥
 札幌シネマフロンティア/ディノスシネマズ旭川

◆生駒里奈、高山一実、星野みなみ
 MOVIX仙台/TOHOシネマズ 秋田

◆若月佑美、深川麻衣、堀未央奈
 TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ/TOHOシネマズ 浜松

◆西野七瀬、松村沙友理、伊藤万理華
 TOHOシネマズ 梅田/TOHOシネマズ 二条

◆生田絵梨花、白石麻衣、秋元真夏
 TOHOシネマズ 緑井/TOHOシネマズ 天神

その各会場の模様をレポートいたします。

 北海道(札幌、旭川)に向かったのは、橋本奈々未、桜井玲香、齋藤飛鳥の3名。
乃木坂46にとって初となる地元・旭川での舞台挨拶では冒頭から「旭川だ〜!」とうれしそうに挨拶をする橋本は、映画の撮影を振り返り「旭川市民として映画に旭川が出ることがうれしくて、どうすれば旭川がきれいに見えるのかを考えて、スタッフさんとロケ地を決めました」と語り、「また旭川に来たいです!」と地元愛あふれる舞台挨拶となりました。

 東北(秋田、仙台)には生駒里奈、高山一実、星野みなみが登壇。
秋田では、生駒が「ただいま〜!」と大きな声でファンに呼びかけると「おかえりー!」と大歓声迎えられ、「乃木坂46になって何度か秋田に来ましたが、今日こうやってドキュメンタリー映画の舞台挨拶という形で秋田に来ることができて嬉しい。」とコメント。「また必ず来ます」と約束しました。

 中部地区(名古屋、浜松)には若月佑美、深川麻衣、堀未央奈が登壇。
岐阜県出身・2期生の堀が、「地元に近い名古屋で舞台挨拶ができてすごくうれしいです。」と挨拶すると会場には盛大な拍手が起こり歓迎ムードに。
「私たち2期生は、この映画を観て私たちがまだ知らなかった1期生のメンバーの方々のたくさんの努力を知りましたし、憧れていた乃木坂46に入ることができて本当に良かったと改めて思いました。いろいろなシーンにメンバーの想いが詰まっていますので一度と言わず何回も観ていただけたらうれしいです。」とPRしました。

 関西エリア(大阪、京都)には、大阪出身の西野七瀬、松村沙友理と、生まれたのが大阪というルーツを持つ伊藤万理華の3人と、丸山監督が登壇。「メンバーへの取材を重ねるうちに、お母さんの存在が大きいことに気づいた」という丸山監督の言葉の通り、本編にはメンバーのお母さんへの取材によって集められた言葉がナレーションとして収められており、お母さんのナレーションで印象的だったコメントは?と聞かれた西野は、
「東京で一人暮らしをはじめてから、たまにお母さんが大阪から来てくれるんですが、実家の時は全部お母さんに任せていたので、私が一人で洗濯物を干している姿をみてお母さんは悲しくなったと・・・・」と話しはじめると目にはじんわり涙が溢れはじめた
「お母さんはそういうふうに思ってたんや」とこの映画を通して、初めて知った母親の気持ちに声を詰まらせました。

 広島・九州は生田絵梨花、白石麻衣、秋元真夏の3名が登壇。
それぞれ、印象的だったシーンを聞かれるとメンバーもこの映画で初めて知る部分があったと振り返り、
お母さんのコメントについて語った生田は「いつも活動のことはあまり言われないので、こう思ってくれてたんだって思ってうるっと来ました。」とメンバー自身も感動するシーンがあったことを明かしました。
他に、ここに注目してほしいというポイントは?という質問に対して秋元が「乃木坂46に復帰してから今までの間に、すごい変化があったんですが気付いたひといますか!?実は、何十倍もかわいくなってるんですよ!」と発表すると、すかさず白石からの「絶対言うと思った(笑)」というつっこみを受け、会場は爆笑に包まれました。

さらに、この舞台挨拶ツアーでは全会場で主題歌「悲しみの忘れ方」を生歌で披露し各地熱気と笑いと感動に溢れる舞台挨拶となりました。

『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』は大ヒット公開中です。