映画 『群青色の、とおり道』初日舞台挨拶
● 日程:7月11日(土)    ● 場所:渋谷ユーロスペース 
● 登壇者:桐山 漣(30)、升 毅(59)、宮崎美子(56)、安田聖愛(19)、監督・佐々部清(57)

「ぐんまちゃん」(群馬県マスコット):ゆるキャラグランプリ2014で見事優勝した永遠の7歳のポニー。群馬県の宣伝部長も務める。
「おおたん」(映画の舞台:群馬県太田市マスコット):太田市のシンボル「金山」の妖精で、アタマの丸で太陽光発電ができるという噂もある子どもと自然が大好きな癒し系。
主演の桐山漣がギター弾き語り熱唱で初の歌唱シーンを劇中で披露、人気急上昇中ロックバンドback numberの名曲を甦らせた、奇跡のコラボが実現した映画『群青色の、とおり道』の初日舞台挨拶。
地元群馬の先行公開が3ヶ月以上に渡りロングラン公開し、ゆるキャラグランプリ優勝で大人気の「ぐんまちゃん」と映画の舞台・太田市のマスコット「おおたん」が、東京初日にお祝いに駆けつけた!

●桐山:僕の役はミュージシャンを目指していて、うまく夢が叶わず10年ぶりに故郷に帰ってくる青年です。
(歌って脱いでましたね? MCに聞かれて、)
少し脱いでるシーンもありましたが、、脱ぐとかそういう映画じゃないです(笑)、もっとハートに来る映画です!
僕も役柄と同じ30歳手前で、通じるものがあって。何かに向かって夢を持っている方には、特に心に響くと思います。

●佐々部監督:歌が上手くてギターが出来る役柄が必要で、それで漣の名前が上がって、僕の事務所に来てもらったんです。最初の8小節くらい聞いて、「もうやめろ、OKだ。(これ以上は)近所迷惑になるからな」って(笑)。歌を聴いて一発で決めました。

●桐山:僕はもう決まっていると思って行ったのですが、実はまだ決まってなかったみたいで(笑)
今日は真山家4人揃って本当に嬉しいです。この映画は群馬の方々はじめ、本当にたくさんの方々の気持ちと愛情で作られました。みんなの気持ちがひとつになると、これだけのエネルギーを放つ作品になるんだと、スクリーンから感じてもらえれば嬉しいです。気持ちをひとつにして、みんなと一緒にこの作品を育てていきたいです。

●升:僕は厳格な父親役で、実際にも桐山くん位の年頃の息子がいるのですが、僕はゆる〜い父親なので、厳格な父親像がどういうものかよく分からなかったのですが、物語のなかで、父親が時間とともに優しくなって、どんどん良い家族になっていくんですよね。桐山くんはほんっとにいい息子で、(安田さんも)ほんっとにいい娘で、(宮崎さんは)ほんっとにいい奥さんで。(佐々部監督も)ほんっとにいい監督でしたね(笑)

●宮崎:家族っていいな、という事が伝わればいいなと思います。自分には子供がいないものですから、(桐山さんを見て)こんな息子ですよ、ねえ♡この息子が10年離れていて、久しぶりに帰ってくるんですよ。もう嬉しくて嬉しくて、ニマニマしちゃって。自分の顔をスクリーンで見て、こんなにゆるい顔してていいのかな?と思いましたが、でも(桐山さんを見て)この息子ですよ!!(桐山さんが)大好きだし(升さんも)大好きだし(安田さんも)大好きだし。そういう愛情溢れるお母さんです。

●佐々部監督:自分が憧れて、母が宮崎さんみたいな人だったらいいなと思って。年齢はほぼ一緒なんですけどね(笑)

●安田:私はお兄ちゃんにとても反抗的な役なので、そこを観ていただけたら(笑)でも、しっかり愛情をこめて冷たさです!桐山さんは会うたびに「お兄ちゃんだよ」って必ず言うんですよ。

●桐山:言って喜んでいるんです。「お兄ちゃんだよ、聖愛」って(笑)

●佐々部監督:本作は群馬県太田市の合併10周年映画なのですが、お話しを頂いた時に「単なる観光映画にはしない、ここに生きる人たちのドラマを撮って、この街がきっと愛しくなるように撮ります」って言ったんです。本作は群馬で3月に公開して、15週上映のロングランになりましたし、太田市の全中学生が授業で観て頂いているんですよ。中学生たちが書いた感想文を読んで泣きそうになりました。

◆応援に駆け付けてくれた「ぐんまちゃん」と「おおたん」からのメッセージ
「おおたん」:太田市の素敵な場所がいっぱいでてくるよ。特に「ねぷた祭り」のシーンはお祭り本番の日に撮影をしているから迫力満点だよ!ぜひ遊びにきてね。
「ぐんまちゃん」:映画を観てとっても感動して涙が出たよ。みんな、田舎が恋しくなったり、家族を大切にしよう!という気持ちになるんじゃないかな。夏休みにぴったりの映画だね。
ぐんまちゃんとおおたんが安田さんに耳打ち!「映画を観て涙が出ちゃうかもしれないから、ぜひハンカチを用意して観てね」とアピールした。

             
◆本日7月11日に、本劇場ユーロスペースにて初日を迎える2作品、
群馬オールロケ作品『群青色の、とおり道』と熊本オールロケ作品『アリエル王子と監視人』の合同記者会見を実施。「ぐんまちゃん」と「くまモン」のゆるキャラグランプリ新旧チャンピオンが、それぞれご当地の映画を背負って挨拶いたしました。

Q:くまモンは、国際俳優デビューしてタイやカンヌにも言ったみたいだけど、楽しかった?
くまモン: 「と-っても楽しかったモン!」のジェスチャー。
Q:ぐんまちゃん、今回、くまモンが国際俳優デビューしたみたいだけど、ぐんまちゃんも俳優デビューしたい?
ぐんまちゃん: 「したいしたい」とはしゃぐポーズ!2人で仲良く抱き合い、ぐんまちゃん、くまモンにちょっぴり嫉妬(!?)の素振りを見せる。
Q:ぐんまちゃん、もし映画に出るとしたらどんな作品に出たい?
ぐんまちゃん:隣の佐々部監督の方をポンポンと叩き、何か耳打ち…。
佐々部監督:「次に群馬で撮るときは映画に出してね」とお願いされました(笑)。
ぐんまちゃん、もじもじしながらも佐々部監督に可愛くお願いポーズ!
くまモンも、「熊本で映画を撮ってください!その時はぼくも!」と佐々部監督にお願いをしました。

Q:次はくまモンとぐんまちゃんが一緒に映画に出るとかどうかな?
ぐんまちゃん&くまモン:「一緒に出たい出たい」とじゃれあい、「頑張るぞー!」のポーズ!