映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』完成披露試写会で、藤原竜也「完全にアウェイ」と大勢の子供たちを前に苦笑い
映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔人 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』完成披露試写会が5日、都内にて行われた。この日、俳優の藤原竜也をはじめ、山本美月、中川翔子、篠原信一、山寺宏一ら豪華キャストが涼やかな浴衣姿で登場。さらに主題歌『Tweedia(トゥイーディア)』を歌う安田レイがピカチュウたちとともに生ライブを敢行し、会場を沸かせた。
♦︎日程:7月5日(日)
♦︎会場:TOKYO DOME CITY HALL
♦︎登壇者:藤原竜也、山本美月、中川翔子、篠原信一、山寺宏一、松本梨香、安田レイ、湯山邦彦監督
夏の風物詩のひとつであるポケモン映画。シリーズ18作目となる本作は、サトシたちが“あらゆるものを取り出すことのできるリング”を持つ幻のポケモン・フーパとともに冒険し、歴代の伝説のポケモンたちが壮絶なバトルを繰り広げていく『伝説vs伝説』が醍醐味の話題作。
フーパと共に育った兄妹、兄のバルザを演じた藤原は、大勢の子供たちを前に「完全にアウェイな感じ」と緊張しつつも「国民に愛され続けている映画に出演できて嬉しいです」と笑顔をみせた。
バルザの妹・メアリ役の中川は「今年の映画は凄まじいでございます!伝説ラッシュということで、ハリウッドもびっくり仰天たまげてしまうような映画」と興奮気味に話すと、9年連続出演に「ポケモン映画に連続で出られる未来がくるなんて!しかも憧れの藤原さんの妹役をやらせていただいて、妄想が叶って嬉しい」と満面の笑みを浮かべた。そんな中川に藤原も「頼もしかったですよ!しょこたんが先に声をうまく入れてくれていたので、ほんとにやりやすかった。ありがとうございます」と感謝を述べた。
サトシたちが砂漠で出会うポケモン、ヒポポタスの声を担当した柔道家の篠原は、「ヒポッス!」と挨拶して笑いをとり、声優初挑戦に「声優向きだろうなと思っていたので、違和感もなくやりました。楽しかったですよ!監督が『篠原さんなりのヒポポタスで構わない』と言ってくださったので、非常にやりやすかった」とコメント。
また、主人公・サトシを演じ続けている松本は、決め台詞の「ポケモン、ゲットだぜ!」と会場を盛り上げると、「伝説のポケモンの爆音がすごくて、負けじと喉から血が出るほど叫びました」と苦労をにじませた。
同時上映の短編アニメーション『ピカチュウとポケモンおんがくたい』のナレーションを務めた山本は「小さいときから観ていたのですごく嬉しくて、松本さんの『ポケモン、ゲットだぜ!』にすごく感動しました」と感無量の表情。また、劇中でポケモンたちとともに歌を披露していることに「歌が下手で、コンプレックスだったんですが、子供たちのことを想像して頑張りました」とにっこり。
ポケモン映画シリーズに18年皆勤出演となる山寺は「毎回違う役で出演できて嬉しいですね。すごいポケモンたちが出てくるので、フーパも負けてられないと思い、『喉がどうなってもいいや』という勢いで頑張りました」と声優魂を見せつけた。
湯山監督は「18年の積み重ねがあったからこそ出来た映画。いままでに登場した伝説のポケモンたちが、一斉に集結します。観る方の年代にあった思い入れのあるポケモンが出てくるかと思うので、楽しんでいただけると思います」とアピールした。
舞台挨拶では、安田レイが主題歌『Tweedia(トゥイーディア)』を熱唱。すると端で楽しんでいた篠原が、我慢できずノリノリで舞台に乱入し、藤原と山寺に引き戻される一幕があった。篠原は「自分が3番歌うのかなと思って」と笑いをとり、サビの「あり〜がとう〜」と歌いだすと、山寺から「そこそこ上手いな!」と絶賛され、会場をにぎわせた。
映画『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔人 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』は7月18日より全国ロードショー
(Report:小宮駿貴)