7月1日(水)、映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』(7月4日公開)の完成披露上映会が開催されました。「世界名作劇場」シリーズを手がける日本アニメーション40周年記念作品である本作の完成を祝い、35年ぶりにアニメ声優を務めた薬師丸ひろ子をはじめ、鹿賀丈史、村中知、田辺桃子、日本アニメーション代表取締役社長・石川和子が登壇いたしました。

日時:7月1日(水)18:50〜 
場所:渋谷HUMAXシネマ
登壇者
村中知(シンドバッド役)、田辺桃子(サナ役、15歳)
薬師丸ひろ子(劇中歌/ラティーファ役、51歳)、鹿賀丈史(ラザック船長役、64歳)
石川和子(日本アニメーション代表取締役社長)

【イベントの様子】
映画の上映終了後、興奮冷めやらない親子達の拍手のなか、村名知、田辺桃子、薬師丸ひろ子、鹿賀丈史、石川和子が登壇。本作での役どころや、公開を目の前にした気持ちを語りました。
【登壇者コメント】
●村中知
「田舎の町で過ごして海に憧れる夢見る少年の役なので、純粋な夢見るピュアな気持ちをテーマにして演じました。みんなに愛されるキャラクターになればいいなと思います。この作品をみて、心の中に何かひとつ残ってくれるとうれしいです。」
●田辺桃子
「初めて声優をやらせていただいて、緊張と不安しかなかったのですが、みなさんにアドバイスをいただいたりして、なんとか私の演じたサナちゃんが生きられたかなと思います。この作品をみていただいて、帰ってから親子で話しあったりして楽しい思い出にしてもらえたら嬉しいです。」
●薬師丸ひろ子
「曲を聞かせていただいた時にとても大きな世界の歌だなと思いました。歌のメロディーにのせて、母親の寂しい気持ちをあらわせればと思いました。子どもの背中を押すのはとても勇気のいることだと思いますが、この映画が、新しい生活のヒントになればいいなと思います。」
●鹿賀丈史
「私の役は、海の強い男というイメージなのですが、そういう男の持っている心の優しさ、繊細さを表現できればと思いました。子ども達には人の心を思いやれるやさしい大人になってほしいです。そして強いひとにもなってください。」
●石川和子
「この作品で、子ども達に夢に向かう冒険の旅への勇気ある第一歩を踏み出していただければと思います。」