映画『悲しみの忘れ方 Documentary of乃木坂46』完成披露プレミア上映会が28日、TOHOシネマズ六本木にて行われた。乃木坂46の西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、橋本奈々未、生駒里奈、桜井玲香、秋本真夏、若月佑美、深川麻衣ら豪華メンバーに加え、本作のメガホンを取った丸山健志監督が登場。

♦︎日程:6月28日(日)
♦︎会場:TOHOシネマズ六本木
♦︎登壇者:西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、橋本奈々未、生駒里奈、桜井玲香、秋本真夏、若月佑美、深川麻衣、丸山健志監督

結成3周年を迎え、着実に知名度を上げてきた正統派美少女アイドルグループ・乃木坂46の素顔に初めてスポットを当て、彼女たちの“真実”とは何か、驚きと感動、そして勇気を与えてくれる待望のドキュメンタリー映画。

普段の制服姿とは違った衣装で登場したメンバー、ファンから黄色い声援を浴びた生駒は「いつもは制服衣装なんですが、今日は完成披露ということで、ドレッシーでいつもより大人っぽくしてみました」と笑顔で応えた。
数々の乃木坂46のMVを手掛けてきた丸山監督は、舞台裏や密着ロングインタビューに加え、彼女たちの“母親”にも焦点を当てて描いた経緯を「乃木坂に入る前の彼女たちを描こうと思っていて、取材をしていく中で母親の存在がすごく大きいメンバーが多かったので、そこを詳しく聞きたいと思いました」と解説。
乃木坂46初のドキュメンタリー映画であり、リーダーの桜井をはじめ「素顔を撮られる」ことに不安を抱いていた様子。だが白石は、本作の出来に「デビュー当時から約4年間までのことがすべてぎっしり詰まった内容。辛いこともたくさんあったけど、それを全部乗り越えてきたからこそ今の乃木坂があると、改めて思いました」と感慨深い表情を浮かべた。生田は「メンバーのお母さんの目線で語られているので、“アイドルとして”というより、親になった気持ちでファンの皆さんも観れると思います」とアピールした。

また、彼女たちの素顔の中に『人は変われる、変われることが出来る』というテーマをもって描いた本作。中でも生駒は「人と関わることが好きじゃなかったけど、乃木坂に入って人生が変わりました。入ってから、自分が思っていることをやっと言えるようになった」と胸の内を明かすも、撮影で帰省(秋田)した際に「お母さんが朝ご飯を作るときに、『私の食器を出せなくなった』という話を聞いて、すごく申し訳なくて、私ももっとお母さんと一緒に暮らしたかったけど、乃木坂に入ったからこそ変われるようになったし、映画を通してお母さんも闘っていたんだということが知れたのでよかったです」と涙が溢れながらも、母への思いを語った。

舞台挨拶では、乃木坂46が歌う主題歌『悲しみの忘れ方』(未発表曲・発売日未定)、劇中のナレーションを女優・西田尚美が担当することが発表された。

映画『悲しみの忘れ方 Documentary of乃木坂46』は7月10日より全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)