日本最大の子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が、8月11日より、会場を渋谷に移し「キネコ国際映画祭」として、開催することが決定いたしました。

23回目となる本年は、こどもの城など子どもたちが集まれる場所がなくってしまった渋谷で、一方で世界的注目される街である渋谷で、親子3世代で参加できる国際映画祭を開催したいこと、ベルリン国際映画祭の良さを継承し、始まった本映画祭も、ここ数年は、世界中の子ども映画祭とのネットワークが出来、世界の映画を日本の子どもたちい届けるだけでなく、日本の素晴らしい作品を世界の子どもに発信するために、オリジナルで日本らしい名前が必要と感じ、キネコ国際映画祭となったことが説明された。

最後のフォトセッションには、「しまじろう」、「ひつじのショーン」、「うっかりペネロペ」「ふうせんいぬティニー」の着ぐるみも参加するなど、通常ではありえないフォトセッションとなった。

キネコ国際映画祭2015開催発表記者会見 
【日時】6月23日(火)記者会見16〜17時頃
【場所】シダックス・カルチャーホール8F:渋谷区神南1-12-10 シダックスカルチャービレッジ
【登壇者】戸田恵子、中山秀征、内田恭子、ルー大柴 白石みき 志太勤一 *敬称略
しまじろう、ひつじのショーン、うっかりペネロペ、ふうせんいぬティニー着ぐるみ ※フォトセッション時、参加

■ディレクター・ジェネラル:戸田恵子 ■プログラミング・ディレクター:中山秀征 
■宣伝・PRディレクター:内田恭子   ■国際交流ディレクター:ルー大柴  
■映画祭MC:白石みき ■映画祭実行委員長:志太勤一(シダックス株式会社取締役会長兼社長)

戸田恵子さん
本当に素晴らしい作品たちです。とにかく来ていただければ、来年も絶対きたいなって、お子さんが思っていただける映画祭なんです。親御さんやおじいちゃんやおばあちゃん、先生が、この映画祭に気づいてくれて、お子さんに行こうよ言っていただけないと、小さなお子さんは、一人では来れないんですよね。

中山秀征さん
私には子供が4人いますが、毎年家族で訪れています。本当にいい作品で、映画を通して伝えわるものがあるんです。生の吹き替えは、一発勝負ですからね、家で練習するんですよ。僕は、予習をする仕事はキネコだけなんです。

内田恭子さん
子どものとき、はじめて見に行った映画とは、記憶に残るものです。
映画を通じて親子同士の会話も増えることでしょうし、子供の成長もみえるでしょう。
大人の方も、子供の目線で、学べることがたくさんあると思います。
ツイッターを通して、いろいろな情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

志太勤一さん
渋谷は、こどもの城などが閉鎖になり、大変残念です。親子が遊びながら学べる場所が不足してきてるのかなあと思う。今、80歳の人に渋谷は昔どうだったかときくと、大人たちが、やんちゃな子どもたちを育てるくれたんだ、そういう街だった、と言ってくれるんです。

ルー大柴さん
私が子どものときにもこんな映画祭があればよかったのにな、と思います。いつも身をパウダーにて、この映画祭の生吹き替え(ライブシネマ)をやっています。
ますますビッグな映画祭にしていきたいです。今年は戦後70周年、もう一度ラブアンドピースについて考えようということで、イスラエル映画を特集します。

白石みきさん
私は子供が映画を見ているところを見るのが好きなんです。
子どもが映画を見て、泣いたり、笑ったり、ほんとに素直な反応なんですよね。
お母さまたちにとっても、お子さんの新たな一面を見る機会になるんじゃないでしょうか。
全国でも作品を観る事が可能です。ことしからバリアフリー上映にも取り組んでいまあり、その資金をクラウド・ファンディングで募っています。少しでもご協力いただければと願っております。

【『キネコ国際映画祭2015』(旧キンダー・フィルム・フェスティバル)開催概要】
期間:8月11日(火)〜15日(土)
会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、シダックス・カルチャーホール(渋谷)
映画祭:・コンペティションにて、国内外の長・短編作品10作品前後の上映。
    ・2015年特別企画イスラエルのこども映画特集 
「ふたつの名前を持つ少年」(配給:東北新社、Presented By スターチャンネル)ほか
    ・特別上映作品 「映画ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム」(配給:東北新社、Presented By スターチャンネル)ほか
    ・ワークショップ(日本および来日ゲスト、ライブ吹き替え体験)
料金: 2歳以下無料。当日 大人1300円、こども(〜17歳)700円 (前売り割引有)
主催:一般社団法人キンダー・フィルム(キネコ国際映画祭2015実行委員会)          
公式サイト http://www.kinder.co.jp/