「別冊マーガレット」にて連載され、累計140万部を超える幸田もも子の人気同名コミックを、原作の大ファンでもある桐谷美玲主演で実写映画化!キャスターとして知的な一面をのぞかせる彼女が、坊主頭や変顔にも挑戦、文字通り体をはって恋に暴走するオトメ、松崎はとり(まつざき・はとり)を演じ、連続テレビ小説「まれ」などで目覚ましい活躍を見せているブレイクNO.1若手俳優、山崎賢人演じるクールな幼なじみの寺坂利太(てらさか・りた)と、MEN’S NON-NOの専属モデルで“塩顔男子“坂口健太郎演じる包容力のあるチャラさを持つ学校イチのモテ男・弘光廣祐(ひろみつ・こうすけ)の間で揺れる乙女心を、とびきりのコメディとドキドキの胸キュンシチュエーションでお届けするロマンティック・コメディ、映画『ヒロイン失格』がこのたびついに完成し、お台場ヴィーナスフォート内にある教会広場にて、完成報告記者会見を行いました。

 会場となったヴィーナスフォートへは三人を一目見ようと足の踏み場がないほどたくさんの人々が来場。三人の登場前に、ラブソングの歌姫西野カナが担当した主題歌「トリセツ」が流れる完成したばかりの予告編が上映されると、舞台正面の大扉からスモークとまばゆい光の演出と共に桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎の三人が劇中で使用したオリジナルの学生服姿で登場。ヴィーナスフォート全体がこの日一番の歓声に包まれました。

 記者会見ではなぜか学生服姿の英勉監督も加わると、さっそく四人の制服姿が話題に。「制服はいつ以来かわからない」という桐谷美玲は「ちょっと恥ずかしい反面、嬉しくて思わず制服姿で買物に行った」というエピソードを披露。「映像を見たらギリギリアウトだったかも」と心配すると、山崎賢人は「アウトじゃなかった。はとりですね。ストライク」と絶賛。自らの着こなしのポイントについては、「利太の象徴のパーカーです。やわらかい雰囲気になるんですよね」と紹介。桐谷からは「私が現役高校生の頃はこういう着方が無かったので、時代を感じます」とジェネレーションギャップを感じつつも、「かわいらしくて良いです」とこちらも絶賛。本作同様仲の良さを感じさせた。また、弘光役の坂口健太郎は「学生時代は学ランだったので、ブレザーにあこがれていました。スマートな感じを意識しています」と答えると、監督からも「(弘光と違って)利太はボタンがとめられない人なんだよね(笑)」と利太と弘光のキャラクターの違いについて冗談まじりにコメント。そしてキャストの三人から「意外と制服が似合っちゃってて出落ちじゃなくなっちゃってる」とつっこまれた自らの着こなしについては「次にいってください」と華麗にスルーする姿に会場からも笑いがこぼれました。

 そして、映画を見た感想を訪ねられた桐谷は「思い入れの強い作品なのですごくプレッシャーがありました。でも見終わったら「ヒロイン失格」の世界観が出ていて、皆がハッピーになれる映画になっていたので安心できました!」と語り本当に完成するのが待ち遠しかった様子。また常にクールでありながら、しかしはとりの事が気になってしまう利太という難しい役所に挑戦した山崎賢人は「利太はかっこいい事をするわけではないけど、どこか人を信用しきれない、つかみどころがない不思議な感じが魅力的に見える。駄目っぽさも逆に守ってあげたくなるような人物。駄目っぽさみたいなところも大事に演じました」と利太のイメージについて掘り下げて演じ、また弘光を演じた坂口健太郎は自らの役について「弘光はチャラく見られつつも、はとりに一途な姿を持っている。そんなところを監督と話しながら深く掘り下げていきました」と語り、そんな三人を監督も「何も言わなくても演技が的確!色んな変わった事もお願いしたけど、バシッとやってくれた!」と絶賛。キャストそして監督が共に思い描いた通りの姿を形に出来た満足感をうかがわせた。最後に見所について聞かれた桐谷美玲は「笑って、泣けて、キュンとする新しい恋愛映画になったと思います。原作ファンの方も映画が初めての方も皆さん楽しめる映画です。公開を楽しみにしていてください!」とコメント。笑いの中にも、キャストと監督のまっすぐで愛おしい作品に込めた愛情が伝わってくる完成報告記者会見となりました。

【日時】 6月21日(日) 13:00〜13:45
【場所】 ヴィーナスフォート 2F 教会広場(江東区青海1-3-15)
【出席者】 桐谷美玲 山崎賢人 坂口健太郎 英勉監督

<<完成報告記者会見内容>>
MC:
映画『ヒロイン失格』は、幸田(こうだ)もも子さん原作の人気同名コミックを実写映画化したものです。主人公のはとりは思い込みが激しくて感情表現もストレート、しかも本命以外の相手にも心が揺れてしまう、少女漫画の可憐な“王道ヒロイン”とは真逆の“ヒロイン失格”な女の子。どこまでもまっすぐで愛おしい、体当たりヒロインの笑って泣けてキュンとする、かつてない恋愛映画です。今見て頂きました予告編も含めまして、完成したばかりの本作ですが、主題歌も先日発表されたばかり!ラブソングの歌姫西野カナさんが担当することとなり、主題歌『トリセツ』は、映画と共に早くも話題になっています。本日はそんな『ヒロイン失格』のキャスト・監督の皆さんを迎え、様々なお話を聞いていきたいと思います!!

MC:
まずは一言ずつご挨拶を頂きましょう。本作の主人公松崎(まつざき)はとりを演じました桐谷美玲さんです。
桐谷美玲:
本日は沢山の方にお越しいただき嬉しいです。ありがとうございます。ヒロイン失格は原作が大好きで、いつか実写かされた時には自分がはとりを演じたいと思っていたので、念願が叶って嬉しい気持でいっぱいです。よろしくお願いします。

MC:
ありがとうございます。続いて、はとりが想いを寄せる幼馴染の寺坂利太(てらさかりた)を演じました山崎賢人さんです。
山崎賢人:
(お客さんが持ってくださっている紙に)すでにはとりとか、利太とか、書いてあって、皆が知ってくれていて嬉しいです。公開まであと100日をきったので、早く見てもらいたいです。
MC:
ありがとうございます。続いて、学校イチのモテ男、弘光廣祐(ひろみつこうすけ)を演じました坂口健太郎さんです。

坂口健太郎:
公開まであと100日をきって、皆さんの期待が高まっているのを感じています。よろしくお願いします。

MC:
ありがとうございます。最後に、本作のメガホンをとりました英勉(はなぶさつとむ)監督です。

英監督:
主題歌を担当した西野カナです(笑)制服を着させられて、出落ちみたいになっていますが、監督って偉いんですよ。俺を引き立て役につかうなんて。ものすごい扱いを受けています。今日はよろしくお願いします。

山崎賢人:
監督スタイルいいから似合ってますよ。出落ちじゃなくて、意外と似合っちゃってる(笑)

英監督:
それを言わない!

MC
今日は、劇中と同じ制服を着て来て頂きました!とてもお似合いですが、桐谷さんは何年かぶりに制服を着られたそうですね?久しぶりの制服はいかがですか?

桐谷美玲:
制服はいつぶりかわからないぐらい。ちょっと恥ずかしい反面、嬉しくて、この格好でお買い物をしたりしました。高校生だと皆思ってくれてるんじゃないかと思うと楽しくて。でも出来上がったものを見てギリギリアウトかもしれないと。

山崎賢人:
アウトじゃなかった。セーフと言うと逆に申し訳ないぐらい、ストライクですね。はとりですね。

MC:
「山崎さんもかっこよく着こなしていらっしゃいますね。何かこだわったポイントはありますか?」

山崎賢人:
今日のおしゃれポイントはパーカーですね。利太の象徴です。これを合わせるとちょっとやわらかい雰囲気になります。

桐谷美玲:
わたしが高校生の頃は、こういう着方無かったので時代を感じますね。かわいらしくて良いです。

MC:
「坂口さんも久しぶりの制服だそうですね。いかがでしたか?」

坂口健太郎:
僕はずっと学ランだったので、ブレザーにあこがれてました。オシャレな感じですね。弘光はスマートな感じを意識して着こなすようにしてました。

英監督:
(弘光と違って)利太はボタンがとめられない人なんだよね(笑)

MC:
監督も制服ですが着こなしポイントは・・・

英監督:
大丈夫です。次、行ってください。

(つづく)