映画『呪怨 –ザ・ファイナル-』初日舞台挨拶が20日、新宿バルト9にて行われた。この日、主演を務める平愛梨をはじめ、桐山漣、おのののか、柳ゆり菜、最所美咲、小林颯、落合正幸監督ら豪華キャストが登場した。

♦︎日程:6月20日(土)
♦︎会場:新宿バルト9
♦︎登壇者:平愛梨、桐山漣、おのののか、柳ゆり菜、最所美咲、小林颯、落合正幸監督

日本国民が選ぶ「最も怖い映画シリーズ」堂々第 1 位、ハリウッドリメイクもされ、世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズ最新作にして最終章となる本作。
極度の恐がりという平だが、公開初日を迎えて「ファイナルなので終わってしまう寂しさもありますが、こうして初日を迎えられて嬉しく思います」と笑顔をみせた。日本が誇るホラー映画“最恐”のキャラクター・伽倻子を演じた最所は「落合監督から天井に吊られるなど過酷な芝居を強いられましたが、私自身昔から『呪怨』のファンでしたし、プレッシャーもありましたが『やってやろう』という気持ちで臨みました。念願の階段を這い降りるシーンができてよかった」と感無量の表情。
また、伽倻子の息子・俊雄を演じた小林は、撮影前に「平さんを怖がらせるので覚悟してください」と宣言しており、「ちゃんと怖がらせることができてよかった。でも、お母さん(伽倻子)が平さんのことをすごい怖がらせていたので、少し悔しいです」とジェラシーを感じていた様子。

本作で『呪怨』シリーズの最後を迎えるが、司会者から「もし続編があるなら?」と聞かれると、平は「出ません!」と即答。「私の中では“ホラーファイナル”なんですよ(笑)でも今回共演させていただいて、お芝居ってわかってるのにほんとに怖くて。精神的にだめだったので、差し入れは持っていきますが、私は出ません!」ときっぱりコメントし、笑いを誘った。
一方、平と違い前向きな桐山は、続編で演じるなら「俊雄くん。そろそろ子供の俊雄くんではなく、30代の俊雄くんが出てきてもいい」と意気込むも、落合監督から「パンツ一丁だよ」とつっこまれ、「白塗りはOKなんですが、パンツ一丁は事務所に確認していただいて」とにっこり。
出演が決まってから恐怖体験が続いているおのは「ほとんど演技も初めてなんですが、(実際に)お化け見たり肩叩かれたりと心霊体験してきたので、このまま主役の座まで登り詰めれるかなって(笑)ほんとにまたホラー映画出たいですね」とアピールした。
また、「監督をやりたい」と意気込んだ小林だが、「でもお母さんと一緒だったら俊雄くんをやりたい」と愛嬌のあるコメントに、キャスト陣も癒されていた様子。
イベントでは、本作の主題歌『Circle of Life』を歌うDoubleが、初日を祝して平へ花束を手渡した。

映画『呪怨 –ザ・ファイナル-』は新宿バルト9ほか全国ロードショー

(Report:小宮駿貴)