公開中の映画『グッド・ストライプス』と、発売中のTV Bros.「菊池亜希子 その魅力と才能に迫る!」大特集を記念して、主演の菊池亜希子さんとサブカル系女子の先駆けでTV Brosで『脈アリ?脈ナシ?傷なめクラブ』を大好評連載中の光浦靖子さんのスペシャルコラボによるトークイベントを実施いたしました!

日程:6月15日(月) 
場所:新宿武蔵野館 
ゲスト:菊池亜希子さん、光浦靖子さん
 
ゲストの2人が登場すると夜の遅い回にも関わらず満席の客席からは大きな拍手が!『ムック本 マッシュ』での対談や共通の友人との餃子パーティーなど以前より交流のあるお2人。本作の感想を聞かれた光浦さんは「とっても面白い映画でした。普通の映画がフォーカスする結婚や妊娠の方ではなく2人の日常を丁寧に描いているのが良かったです。三兄弟の末っ子って私調べでは、気が強くて変わり者が多い!」と独自の統計を交えながら興奮気味に答えていました。また、妊娠から始まる結婚の物語である映画の内容にについて聞かれると、「いいと思います。2人で一緒にいて子供ができたから結婚へ進んでいく、というのは自然な流れだと思います。」と光浦さん、「これが20代だと話が少し変わってくるのかな、と思いますが30代ではとてもありがたいきっかけだと思います。」と菊池さんが答え、お互い主人公みどりの決断に共感。文化系のイメージが強い2人に本作の主人公に共感する部分は?という質問に「文化系なのはイメージなだけで、私は格闘技も好きだし、夏は沖縄で泳ぎまくってます!まあ文化系の方が仕事のオファーが多いので、お金になる方になびいていますが。」と光浦さんが答えると会場から大きな笑いが。すかさず菊池さんも「意外かもしれないですけど私、学生の頃から運動が得意で、リレーの選手にも選ばれていたんですよ!」と意外な一面を披露。役作りについて聞かれた菊池さんは「そうですね、私は封印していた10代の暗い部分を引っ張り出していました。自転車を空色に塗って先生にばれない様に通学したり、部屋にAPEのポスターやスターウォーズのフィギュアを飾りまくったり、当時は自意識の塊でした。」と答えると、光浦さんから「菊池さんほんと成功例だね!ちょっと間違えたらややこしいこじらせ女になっていたけど、良かったね!」と厳しい突込みが。続いて光浦さんも「私も学生の頃がまさにバンドブームでSEXピストルズを聴いて、『破滅だー』とかいいながら『よし、今日は単語を20個覚えよう!』とか言ってて、全く整合性のとれていない事ばかりしていました。」と青春時代を披露。

また一般のお客さんからの質問コーナーでは、映画さながら長年なかなか結婚に踏み出せない彼を持つというお客さんからの「どうすれば結婚できるのか?」という質問に、光浦さんは「そういう余裕ぶっこいている男には、あたかも浮気をしているみたいな素振りを見せて焦らせればいい!いきなり電話しに席を立ったり、思いっきり服装変えてみたりとか。」「そういう男に限って次に付き合った女とすぐに結婚する。その奪っていく女のことを私は“トンビ”と呼んでいます。トンビに取られてもいいの!?」立て続けに的確な!?アドバイスを披露。最後に観客にメッセージを求められ、「この延長線上で、皆さんもお友達とたくさんこの映画について語り会ってもらえると嬉しいです!」と菊池さんが答え、大きな拍手の中笑顔で会場を後にした。